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いよいよ来月開校予定「N高等学校」「双方向教育システム」「ネット部活」「ネット遠足」を公開~ネットで友達と一緒に受ける生授業、ドラゴンクエストⅩの世界で遠足、プロ棋士がネット指導する将棋部、社会学者らによるアドバイザリーボードも~

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カドカワ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上量生)は、同社が2016年4月に開校を予定している「N高等学校」において、N高オリジナルの双方向教育システムや、ネット上でより良い学園生活を過ごすためのコミュニティ形成施策などの詳細を公開しました。

コメントやアンケートなどリアルタイムで交流できる、N高オリジナル双方向教育システム

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N高オリジナル双方向教育システム 授業画面

「N高等学校」では、高校卒業資格取得のための授業やレポート提出をネットで効率的に行うことで、自分がやりたい勉強の時間を自由に増やすことができます。本校では生徒の空いた時間に、大学受験やプログラミング、ラノベ作家・イラストレーター育成など多くの課外授業を、N高独自開発の双方向学習に特化したN高オリジナル教育システム(iOS/Androidアプリ、PC)で提供します。

オリジナル教育システムによる授業では、一人で動画を見るのではなく、第一線で活躍するプロフェッショナル講師による生放送授業をほかの生徒と一緒に受講することができます。授業中は、アプリを通じて講師に質問したり、課題をその場で講師に添削してもらえるほか、書き込まれるコメントによって生徒同士で解き方を教え合えるなど、双方向のネット参加型授業で勉強できます。

●リアルタイムでみんなと受ける「生授業」とスマホに最適化された「教材」

本システムでは、リアルタイムでクラスメイトと受講する「生授業」が受けられるほか、スマホをはじめ各デバイスに最適化したN高オリジナルのデジタル「教材」で勉強ができます。授業は講師や生徒同士のリアルタイムのコミュニケーションを重視し、録画映像ではなく生放送で行い、放送後はアーカイブ視聴も可能です。

生授業では、生徒からのコメントや質問、アンケートやクイズ、挙手などの双方向性機能により、ネットでほかの生徒と一緒に授業を受けることができます。そのほか、気になることはチャット形式のQ&A掲示板で、いつでもほかの生徒や講師に相談することができます。

N高オリジナル教育システムの特徴

●双方向生授業…授業は講師による生放送です。コメント・質問、アンケート・クイズ、挙手といった講師と生徒のリアルタイムのやりとりを活性化する仕組みで、他の生徒と一緒に授業を受けているような授業が展開されます。
●スマホに最適化された教材…問題、テキスト、解説動画などの様々なフォーマットに対応した、スマホに最適化されたオリジナルのデジタル教材で実力を養うことができます。自動で記録される進捗や理解度で、学習進捗を管理することもできます。※PCでの閲覧も可能
●Q&A…わからない問題や気になった点、悩み事はチャット形式の質問掲示板でほかの生徒や講師に気軽に相談することができます。

※詳細は右記動画をご覧ください…https://www.youtube.com/watch?v=gIitSP2tWiA

※ネット課外授業VTR…https://www.youtube.com/watch?v=AvbR59S_sDo

ネットで友達はつくれる。「ネット部活」「ネット遠足」など、学園生活をネットで展開

N高等学校では、高校生活においては学業だけでなく“友達づくり”などの交流が必要であると考え、生徒が集まれるリアルイベントの実施だけでなく、ネットツールを活用した「ネット部活」や「ネット遠足」など、生徒や講師のコミュニケーション促進を図る施策を実施します。

●一流コーチが指導する「ネット部活」

N高等学校では、ネットでクラブ活動を行うことを推奨します。人気の部活には、その道のプロや実力者を顧問に迎えるなど、手厚いサポートを実施予定です。ネット上での定常的な部活動を通じて生徒間の交流を図るほか、各競技・種目で開催されている大会にN高等学校の代表として参加することで生徒間の団結力を高めます。また、年に1回のスクーリングやN高等学校の文化祭である「ニコニコ超会議」では、部活の仲間とリアルな場所でも部活動を実施予定です。

ネット部活ラインナップ※今後も生徒の希望により追加していきます。

●将棋部・囲碁部…ネット対戦を中心に将棋や囲碁を楽しみます。現役プロ棋士を特別顧問に招き、初心者から上級者まで、生徒の実力に合わせた指導を実施します。また、高校選手権大会への出場を目指します。
将棋部特別顧問:阿部光瑠六段、利用ソフト:将棋倶楽部24。囲碁部特別顧問:藤澤一就八段、利用ソフト:幽玄の間
●格闘ゲーム部…ネット対戦を中心に格闘ゲームを楽しみます。「e-Sports」への参加など、プロゲーマーも目指す、N高でもっとも体育会系の部活になるかもしれません。
●サッカー部…主な活動はウイニングイレブンを使用したサッカーゲームの対戦になります。サッカー元日本代表の秋田豊氏を特別顧問に迎え、ウイニングイレブンでサッカー選手の動きや癖、サッカーの戦術をみんなで学習します。また、ネット対戦だけでなく、沖縄でのスクーリング時にはリアルな場でフットサルの直接指導も予定しています。

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左:将棋部特別顧問 阿部光瑠六段
右:囲碁部特別顧問 藤澤一就八段

左:サッカー部特別顧問 サッカー元日本代表 秋田 豊
右:サッカー部使用タイトル ウイニングイレブンシリーズ

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●ドラゴンクエストⅩオンラインの世界でみんなと「ネット遠足」

N高等学校では、ネットの高校として遠足もネット上で実施します。株式会社スクウェア・エニックスの協力のもと、オンラインRPG「ドラゴンクエストⅩ」の世界(ゲームのフィールド)で、生徒はN高制服を着たキャラクターを操作してゲーム内でみんなと遠足に出かけます。

ネット遠足の特徴

生徒は、「ドラゴンクエストⅩオンライン」内でN高生徒限定のアイテムを装備し、引率者である担任の講師とともに遠足に出かけます。遠足ではゲームのフィールドを探索したり、鬼ごっこなどのレクリエーションや集合写真を撮影するなど、生徒間の交流を促進します。

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ネット遠足 N高オリジナル装備(制服)

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ネット遠足 N高オリジナル装備(制服+旗)

アドバイザリーボードを設置しデジタルネイティブ世代の学校生活のあり方を研究

N高等学校では、有識者を委員に迎えアドバイザリーボードを設置することが決定しました。アドバイザリーボードに就任予定の各分野の有識者からは、N高等学校のネットを活用した新しい取り組みについて専門的知見から助言をいただくほか、本校からN高等学校で得られるデータ(ログやアンケート、学習習熟度など)を研究データとして提供し、N高等学校の世界でも類を見ないユニークな取り組みを分析いただき広く開示していきます。

●就任予定ボードメンバー略歴(五十音順、敬称略)

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上野 千鶴子(社会学者/立命館大学 特別招聘教授)

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宇野 常寛(評論家/「PLANETS」編集長)
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斎藤 環(精神科医/筑波大学 医学医療系 社会精神保健学 教授)
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鈴木 翔(秋田大学 大学院工学資源学研究科 助教)
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中室 牧子(教育経済学者/慶應義塾大学総合政策学部 准教授)
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古市 憲寿氏(社会学者)

●N高等学校ウェブサイト :https://nnn.ed.jp/

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