プレスリリース

PRESS RELEASE

当学園の進学率、および就職率に関する
ご説明につきまして

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校
2021年03月31日
   

 3月29日、および30日に一部報道機関より、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)が発表している進学率および就職率に関して、疑念があるとのお問い合わせを頂戴いたしました。これを受けて角川ドワンゴ学園内で調査いたしましたところ、一部において誤った分類の集計があったことが判明いたしました。
 頂きましたお問い合わせの概要と、それに対する当学園の考え、また今後の対応につきましてご説明させて頂きます。

1.お問い合わせの概要
大きく分けて以下2点のお問い合わせを頂きました。
(1)卒業後に大学受験予備校に通う浪人生が、進路実績において「専門学校他」の中に含まれている。大学受験予備校は専修学校(一般課程)に属し、「進学」とみなすべきではないのではないか。また、自宅浪人生についても「専門学校他」に含まれているのではないか
(2)就職者は、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)のみを対象とするべきであり、アルバイトのような雇用者は就職者とみなすべきではないのではないか

2.お問い合わせ内容に対する当学園の考え
それぞれにつきまして、当学園の考えをご説明させて頂きます。

(1)当学園では、文部科学省の学校基本調査における区分につきまして、以下の通り集計し、進学率として公表しております。
・「A 大学等進学者」          →学園では大学等進学 として集計  
・「B 専修学校(専門課程)進学者」   →学園では専門学校他進学 として集計
・「C 専修学校(一般課程)等入学者」  →学園では専門学校他進学 として集計
・「D 公共職業能力開発施設等入学者」  →学園では専門学校他進学 として集計
・「E 就職者等」            →学園では就職 として集計
・「左記以外の者」           →学園では「専修学校(一般課程)」に分類されない予備校に通う生徒や、在宅で浪人する生徒、および専修学校以外の各種スクールに入学する生徒を専門学校他進学として集計。残りを進路未定 として表記。なお、「(ロ)外国の学校に入学した者」については留学 として表記
・「不詳・死亡の者」          →学園ではその他として表記

 文部科学省の分類では、文部科学省が管轄する大学および専修学校(専門課程)を「進学」、職業能力開発大学校のような他省庁が管轄する学校や、いわゆる予備校のうち専修学校(一般課程)に分類されるものを「入学」として区別しています。また、一般的に浪人と呼ばれる進路を選択した生徒であっても、専修学校(一般課程)に含まれない予備校や在宅で浪人する生徒は「左記以外の者」に含まれ、独立した集計項目には入っておりません。また、当学園の提携先である株式会社バンタンが運営するような各種スクールに通う生徒も、同様に「左記以外の者」に含まれ、独立した集計項目には入っておりません。
 角川ドワンゴ学園では、一般的に保護者・生徒において、浪人という進路を選択する場合、文部科学省が管轄する専修学校(一般課程)に通うか、そうでない学校に通うかの区別は意識されておらず、また、在宅で勉強を行う生徒も浪人という進路選択という意味では違いがないと考えております。同様に、専修学校(専門課程)とそうでない各種スクールについても、進路選択という意味での違いは意識されていないと考えております。
 ただし、お問い合わせを受けて学園内でも議論を行ったところ、浪人生については、たとえ文部科学省が認める専修学校(一般課程)に入学する場合であっても「専門学校他進学」に含めるのは誤りであり、別に扱うべきであるとの結論に達しました。今後は浪人生は独立の集計項目として区別して発表いたします。

(2)文部科学省が現在発表している、学校基本調査の高等学校 卒業後の状況調査におきましては、以下の4区分を「E 就職者等」としております。角川ドワンゴ学園では、こちらの区分にならい、有期雇用労働者、臨時労働者も就職者の区分に含めております。
・「(a)自営業主等」
・「(b)無期雇用労働者」
・「有期雇用労働者」(「(d)有期雇用労働者のうち雇用契約期間が一年以上、
 かつフルタイム勤務相当の者」と「上記に当てはまらない有期雇用者」の合計)
・「臨時労働者」

 一方、文部科学省の「卒業者に占める就職者の割合」におきましては、上記のうちの「(a)自営業主等」「(b)無期雇用労働者」「(d)有期雇用労働者のうち雇用契約期間が一年以上、かつフルタイム勤務相当の者」のみを「就職者」としております。
 外部への公表は行っておりませんが、角川ドワンゴ学園ではN高を設立するにあたり、卒業後も公的扶助に頼らずに自立できる人間をひとりでも多く送り出すことがもっとも大切な社会的役割であると定義し、学園内の教職員にも周知しております。学園としましては、雇用期間や形態にかかわらず職業に就き、仕事を通じて社会に貢献することは自立への第一歩でもあり、素晴らしいことであると考えております。
 今後は、就職率を公表する際には、どこまでの数値が含まれるのかについて明確にわかるような説明を心がけてまいります。また、他校等との比較をされる方が不利益を被ることのないよう、文部科学省の方針に沿った数値もわかる形で公表をしてまいります。

3.今後の対応
 専門学校他進学率につきましては、浪人率を新たな集計項目とし、「専門学校他率」と「浪人率」の2つに分離して表示いたします。説明が不足していた箇所につきましては、よりわかりやすい説明を心がけてまいります。
 あわせて、他校との比較において学校基本調査の区分では「浪人率」および各種スクールを含んだ「専門学校他率」を算出することができないことから、比較すること自体を中止いたします。過去に発表して学園公式サイトに記載されているデータ、パンフレットなどでの表記についてもすみやかに訂正いたします。
 角川ドワンゴ学園は、2016年のN高等学校の開校以来、何よりも生徒の人生の選択肢を広げ、生徒一人一人が希望する進路を実現できるように支援するということを大切にしてまいりました。これからも学園ではなお一層、生徒の力になれるよう精進・努力してまいります。

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
<本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一/N高公式サイト: https://nnn.ed.jp/
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は16,641名(2020年12月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に対応した新しい教育を実践しています。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。2021年4月には、2校目となるS高等学校(本校:茨城県つくば市、校長:吉村総一郎)が開校します。関連スクールには教育機会確保法に基づくN中等部、小中学生向け実践的プログラミングスクールのN Code Laboなどがあります。
<N高公式Twitter> https://twitter.com/nhigh_info

【お問い合わせ先】
 学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校 広報担当 E-mail: n-press@nnn.ac.jp