プレスリリース

PRESS RELEASE

囲碁「第28期竜星戦」決勝戦
N高3年・上野愛咲美女流棋聖、全棋士参加の一般棋戦で準優勝
~女性で史上最高位に~

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校
2019年09月24日
   

 学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下、N高)は、N高3年生の上野愛咲美女流棋聖が、9月23日に東京・市ヶ谷の日本棋院で行われた棋戦「第28期竜星戦」(主催:株式会社囲碁将棋チャンネル、公益財団法人日本棋院)の決勝戦において、一力遼竜星と対局し準優勝したことをお知らせします。全棋士参加の棋戦で女流棋士として史上初の快挙を成し遂げました。

<写真提供:日本棋院>

 竜星戦は、年齢や性別による出場制限がない全棋士参加型の囲碁一般棋戦です。28期目を迎えた本大会では300名以上が参加し、「竜星位」の称号を競いました。プロ4年目の上野愛咲美女流棋聖は、本戦から出場して4勝を挙げ、16人による決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントでは、初戦から準決勝まで、タイトル獲得通算15期の高尾紳路九段、七大タイトル保持者の村川大介十段、前碁聖の許家元八段の強豪達との戦いを制し、女性として初めて、全棋士参加の一般棋戦のベスト4入りおよび決勝進出を果たしました。
 雌雄を決する決勝の対戦相手は、早碁が得意とされる竜星戦前期優勝者の一力遼竜星。先(黒)番の上野愛咲美女流棋聖は、1手30秒の素早い攻防戦を繰り広げ一時優勢となりましたが、その後、一力遼竜星に228手で中押しで敗れ、準優勝となりました。全ての棋士に参加資格がある囲碁一般棋戦で女性棋士が準優勝するのは今回が初めてとなります。

【第28期竜星戦決勝戦 対戦結果】

■対局日時:2019年9月23日(祝・月)19時55分開始
■対局場所:日本棋院東京本院
■対局ルール:コミ6目半 / 持ち時間なし / 1手30秒 / 1分の考慮時間×10回
■対局結果:【白番】一力遼竜星 vs【黒番】上野愛咲美女流棋聖
 ⇒228手で一力遼竜星の中押し勝ち
■竜星戦公式ページ:https://www.nihonkiin.or.jp/match/ryusei/029.html?%E7%AC%AC28%E6%9C%9F

【決勝終局後の上野愛咲美女流棋聖のコメント】

 「途中なんとかチャンスをつかめて取れると思っていなかったお石が取れそうになって、逆に動揺してしまい流れをおかしくしてしまいましたが、最初の時点ではそこまでチャンスをもらえるとも思っていなかったので、内容にはそこそこ満足しています。決勝まで来られたことが奇跡で、一力先生と決勝で打てるところまできたことに満足です。でも一力先生が優勝の目録をもらっているのを見て、ああ、いいなあと思いました。
 学業との両立については、囲碁をやっていると研究会や試合で平日でも学校に行けないことが多いので、その点、N高は自由な時間に勉強できるのがとてもいいし、気分によって教科を選べるのもいいです。私は毎日決まった時間ではなく、空いた時間を利用して、時間があるときはあまり好きじゃない教科を、短時間のときは好きな教科をやっています。残り1年くらいしかありませんが、N高にいる間にあと1つ2つくらい、囲碁でいい結果を残したいと思います。」

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
<本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一/N高公式サイト:https://nnn.ed.jp/
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は10,944名(2019年8月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践。授業やレポート提出はネットで行い、時間や場所を問わず自身のペースで学習を進めることができます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択可能。