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中村獅童と初音ミク出演の『超歌舞伎』日本最大級の広告賞「ACC CM FESTIVAL」にてブロンズ賞、テクニカルディレクター賞を受賞
2016.09.28
株式会社ドワンゴ
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:荒木隆司)が主催するイベント「ニコニコ超会議2016」において、同社と松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:大谷信義)が共同制作し上演した「超歌舞伎 Supported by NTT」が、2016年9月28日(水)に開催された「ACC CM FESTIVAL」にて、インタラクティブ部門のブロンズ賞を受賞、そして個人に贈られるインタラクティブ部門のテクニカルディレクター賞を、NTTサービスエボリューション研究所 主任研究員 長田信秀氏が受賞したことをお知らせします。
ACC CM FESTIVALは、テレビ、ラジオCMなどを対象とした日本最大級の広告賞で、1961年に創設されました。賞の部門は、フィルム、ラジオCM、マーケティング・エフェクティブネス、インタラクティブの4部門に分かれ、今年は計2685作品がエントリーしました。
この度、インタラクティブ部門にノミネートされた全245作品の中からブロンズ賞を受賞した「超歌舞伎 Supported by NTT」の上演演目は、ユーザーによってニコニコ動画に投稿され、いまや映画・舞台・小説などさまざまなメディアで人気を集めるボーカロイド楽曲「千本桜」と、歌舞伎の代表的な演目のひとつである「義経千本桜」がコラボレーションし、新たに超会議のために創作された新作歌舞伎『今昔饗宴千本桜』(読み:はなくらべせんぼんざくら)です。舞台では、歌舞伎俳優中村獅童とバーチャル・シンガーの初音ミクが共演し(初音ミクはCG投影)、中村獅童が演ずる「佐藤忠信」と、初音ミクが演ずる「美玖姫」が出会い、桜の木の下に織りなす物語を紡ぎました。
なお、同賞の授賞式は、11月1日(火)にANAインターコンチネンタルホテル東京にて行われる予定です。
<インタラクティブ部門テクニカルディレクター賞受賞・NTT長田秀信氏からのコメント>
栄誉ある賞を頂くことができ、大変嬉しく思っており、関係者の皆様に心より感謝いたします。今回、超歌舞伎に技術提供したイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」をはじめとする最新の映像音声技術の活用の場をさらに広げていけるよう、今後もさまざまなチャレンジを続けていこうと思っております。
「超歌舞伎」メインビジュアル<ACC CM FESTIVAL受賞作品ページ>
http://www.acc-cm.or.jp/festival/2016fes_result/
<『超歌舞伎 Supported by NTT』 概要>
◆演 目 名:今昔饗宴千本桜(読み:はなくらべせんぼんざくら)
◆出 演 者:中村獅童、初音ミク、ほか
◆脚 本:松岡亮
◆演出・振り付け:藤間勘十郎
- ◆原 作:
・小説「千本桜」シリーズ
(原作:黒うさP/WhiteFlame、著・イラスト 一斗まる、
発行:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス)・歌舞伎「義経千本桜」 (作:竹田出雲、三好松洛、並木千柳)
◆主 催:ニコニコ超会議実行委員会
◆製 作:松竹株式会社 / 株式会社ドワンゴ
◆製作協力:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
◆超特別協賛/技術協力:NTT
◆公式サイト:http://chokabuki.jp/
<作品ストーリー>
大正百年の帝都桜京で、神憑特殊桜小隊の隊員として活躍する初音未來と桜小隊隊長の靑音海斗。未來は美玖姫として、海斗は佐藤忠信として生きた時代があり、千本桜を守り抜くために、桜の花を奪っていった邪悪な青龍に立ち向かい…。〝千本桜〟をキーワードに「今」と「昔」をつなげる物語。