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国立国会図書館の東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」とニコニコ生放送の震災関連番組が検索連携を開始
2015.03.03
株式会社ドワンゴ/株式会社ニワンゴ
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)及び株式会社ニワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役:杉本誠司)は、国立国会図書館が運営する東日本大震災に関するデジタルデータを一元的に検索できるポータルサイト「ひなぎく」と連携し、同サイトにてニコニコ生放送で配信された東日本大震災の関連番組を検索できるよう、2015年3月3日(火)より情報提供を開始します。
震災記録の収集と保存のための取り組みを2014年3月11日より実施
国立国会図書館では、東日本大震災の記録を国全体で収集・保存・公開するために、国内外の様々な機関・団体と協力し、東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」の構築に取り組んでいます。個人が撮影した写真や動画、作成したウェブサイト等も、被災状況や復旧・復興の足取りを伝える貴重な資料ですが、震災から3年半以上が経過し、散逸・消失のおそれが増しています。これらの記録を残すため、国立国会図書館は、震災の記録を収集する関係機関や団体等と連携・協力し、写真や動画の投稿、ウェブコンテンツの提供を呼びかけています。
niconicoもこのプロジェクトに賛同し、2014年3月11日より東日本大震災に関連する動画の投稿をユーザーから募り、特設ページで紹介する等の取り組みを行なってきました。そして今回、新たな取り組みとして、2015年3月3日(火)よりniconicoの検索APIを国会図書館の「ひなぎく」に提供します。これにより、震災に関連したニコニコ生放送(政府による会見、東京電力会見、追悼式典中継など公式番組)の番組情報を「ひなぎく」でも検索できるようになります。
※東日本大震災アーカイブ「ひなぎく」http://kn.ndl.go.jp/
国立国会図書館が運営する、東日本大震災に関する記録・教訓を次の世代へ伝えることを目的としたポータルサイト。被災地の復旧・復興事業や、今後の防災・減災対策に役立てられるよう、震災の記録を包括的に検索できます。