ニュース
宮崎吾朗監督初のテレビアニメ『山賊の娘ローニャ』「第4回 国際エミー賞・キッズアワード/アニメーション部門」で最優秀作品賞を受賞
2016.04.06
株式会社ドワンゴ
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:荒木隆司)は、同社とNHK、NHKエンタープライズが制作するテレビアニメシリーズ『山賊の娘ローニャ』(全26話)が、「第4回 国際エミー賞・キッズアワード」 (The Fourth International Emmy Kids Awards) のアニメーション部門で、最優秀作品賞を受賞したことをお知らせします。
国際エミー賞は、テレビ界のアカデミー賞と呼ばれる「エミー賞」の国際版で、アメリカ以外の国で制作された優れたテレビ作品に贈られます。この度、最優秀作品賞を受賞した『山賊の娘ローニャ』は、『長くつ下のピッピ』で世界に知られるアストリッド・リンドグレーンの児童文学を原作に、宮崎吾朗監督が手掛けた初のテレビアニメシリーズです。2014年にNHK BSプレミアムで放送がスタートし、2016年4月8日からはNHK Eテレでも放送が開始されます。
<テレビアニメ『山賊の娘ローニャ』監督・プロデューサーによる、受賞コメント>
●宮崎吾朗監督:「子どもたちに見て欲しくて、取り組んだ作品なので、この賞はとても嬉しいです。全ての関係者、スタッフ、そして家族に感謝し、この喜びを分かち合いたいです。本当にありがとうございました。」
●川上量生プロデューサー:「CGアニメが未経験の宮崎吾朗監督が手描きのアニメの画風を3DCGで再現することに挑戦したことは大きな賭けでした。しかし、この賭けはスタジオジブリ作品に代表される良質の日本アニメの伝統を将来にわたっても受け継ぐためにはどうしても必要なものでした。ローニャの受賞はこの試みが成功したことのなによりもの証明となるでしょう。本当に嬉しく思います。」
<第4回 国際エミー賞・キッズアワード 受賞作品ページ>http://iemmys.tv/news_item.aspx?id=207
<テレビアニメ『山賊の娘ローニャ』受賞歴>
- ・シカゴ国際映画祭テレビ賞
:アニメシリーズ部門 金賞
- ・ワールド・メディア・フェスティバル
:アニメーション部門 グランド・アワード(部門1位)
:アニメーション部門 アニメ&マンガカテゴリー
インターメディア・グローブ金賞(カテゴリー1位)- ・「第20回アジア・テレビジョン・アワード」
:ベスト2Dアニメーション(カテゴリー1位)
- ・「第8回 DEGジャパン・アワード/ブルーレイ(TM)大賞」
:審査員特別賞
- ・「第4回 国際エミー賞・キッズアワード」
:アニメーション部門(最優秀作品賞)
<テレビアニメ『山賊の娘ローニャ』概要>
- ■放送:
NHK BSプレミアム 2014年10月11日~2015年3月28日(本放送)/2015年4月5日~9月27日(再放送)
NHK Eテレ:2016年4月8日~(放送予定)- ■原作:
山賊のむすめローニャ
(アストリッド・リンドグレーン作/大塚勇三訳)- ■シリーズ構成・脚本:
川崎ヒロユキ
- ■キャラクターデザイン:
近藤勝也
- ■音楽:
武部聡志
- ■プロデューサー:
川上量生
- ■監督:
宮崎吾朗
- ■アニメーション制作:
ポリゴン・ピクチュアズ
- ■制作協力:
スタジオジブリ
- ■制作:
NHKエンタープライズ
- ■制作・著作:
NHK、ドワンゴ
- ■番組公式サイト:
- ■作品ストーリー:
物語の舞台は、中世ヨーロッパ風の世界に広がる雄大な森。主人公の少女・ローニャは、その森の巨大な古城に暮らす山賊マッティスの一人娘として生まれます。父、母、そして山賊仲間たちの愛情を一身に受けながらすくすくと成長したローニャは、ある日、一人で森に出ることを許されます。初めて足を踏み入れた森には、不可思議な生き物たちが棲んでいました。自分の力で、時には両親の助けを借りながら徐々に森で生きる術を学んでいくローニャ。そして、ビルクという名の少年との運命的な出会い・・・ 子どもたちの未知なるものへの憧れと成長の喜び、子の成長を願う親の愛情、親子の葛藤と和解・・・
本作では、ローニャという一人の少女の成長をとおして、家族の物語を描きます。