ニュース
連続テレビ小説「らんまん」モデルの牧野富太郎博士の業績と足跡を解説付きでたどるライブ配信~直筆の植物図や蔵書、植物標本などを紹介~
2023.07.21
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:夏野剛)は、ライブ配信サービス「ニコニコ生放送」で提供している、学芸員や専門家の解説とともに展覧会の魅力をお届けするオンラインギャラリートーク企画番組「ニコニコ美術館」にて、高知県立牧野植物園「牧野富太郎記念館」の模様を2023年8月2日(水)19時から生中継します。
高知県立牧野植物園は、現在放送中のNHKの連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった植物学者・牧野富太郎博士の業績を顕彰するため、博士逝去の翌年、1958年4月に高知市の五台山に開園された四国唯一の植物園です。起伏を活かした約8haの園地には、博士ゆかりの野生植物や園芸植物など3,000種類以上が四季を彩っています。園内には、植物に関する研究と教育普及の拠点となる「牧野富太郎記念館」が併設され、高知県の野生植物の調査・収集・保全に取り組んでいます。
ニコニコ美術館では、牧野博士の蔵書や遺品など約6万点が収蔵されている「牧野富太郎記念館」の本館と、牧野博士の生涯を展示している展示館を見学します。牧野博士の生涯だけでなく、普段は公開していない蔵書の中から、博士自らが描いた植物図などをご紹介します。
番組概要
■番組名:日本植物分類学の父・牧野富太郎博士が残した直筆の植物図や標本を
「牧野植物園」研究者が生解説
(進行:橋本麻里)【ニコニコ美術館】
■放送日時:2023年8月2日(水)19時00分~終了時間未定
■視聴URL: https://live.nicovideo.jp/watch/lv342077083
■出演者:藤川和美(牧野植物園 研究員)、橋本麻里(ライター・エディター)
「牧野植物園」概要
■開園時間:9時00分~17時00分(最終入園:16時30分)
■休園日:年末年始(12月27日~1月1日)
※メンテナンス休園:2023年10月30日、11月27日、2024年1月29日
■入園料:一般730円(高校生以下無料)、団体 630円(20名以上)、
年間入園券 2,930円(1年有効のフリーパス)
■公式サイト: https://www.makino.or.jp/
牧野富太郎博士について
牧野富太郎博士は、現在の高知県高岡郡佐川町に生まれました。高知の豊かな自然に育まれ、幼少から植物に興味を持ち、独学で植物の知識を身につけていきました。2度目の上京のとき、東京大学理学部植物学教室への出入りを許され、植物分類学の研究に打ち込むようになります。自ら創刊に携わった「植物学雑誌」に、新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて新種に学名をつけました。94年の生涯において収集した標本は約40万枚といわれ、蔵書は約4万5千冊を数えます。新種や新品種など約1500種類の植物を命名し、日本植物分類学の基礎を築いた一人として知られています。現在でも研究者や愛好家の必携の書である「牧野日本植物図鑑」を刊行。全国からの要望に応じて各地を巡り、植物を知ることの大切さを一般に広く伝え、植物知識の普及にも尽力しました。1953年東京都名誉都民。1957年文化勲章受章。
※ニコニコ美術館について
「ニコニコ美術館」(通称:ニコ美(び))は、ニコニコを通して各地の美術館・博物館・展覧会・寺社の魅力を伝えたいという意図のもと、2012 年の放送開始以来、これまで100 回以上の配信をお届けしています。歴史的展示物をオンラインで気軽に観賞できるだけでなく、造詣の深い出演者による熱のこもった丁寧な解説を通して展示を深く知ることができるのが特長です。また、ニコニコのコメント・アンケート機能を通して、全世界の視聴者とリアルタイムに感動や驚きを分かち合いながらコミュニケーションを楽しめます。
※ニコニコ美術館は、ニコニコの会員登録不要、無料で視聴できます。ニコニコのコメント機能を使用する際は、無料の会員登録が必要です。
《報道関係者のお問い合わせ先》
株式会社ドワンゴ 広報部:E-mail:dwango-pr@dwango.co.jp