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3Dアバターの標準規格「VRM」を策定するVRMコンソーシアムメタバースの国際的なフォーラム「Metaverse Standards Forum」に加盟

一般社団法人VRMコンソーシアム

 一般社団法人VRMコンソーシアム(代表理事:石井洋平、所在地:東京都中央区)は、The Khronos Group Inc.(President:Neil Trevett、所在地:アメリカ・オレゴン州)が主催するフォーラム「Metaverse Standards Forum」に加盟したことをお知らせします。

 「VRM」は、メタバース時代のインターオペラビリティ(相互運用性)を想定した、プラットフォーム非依存の日本発の3Dアバター向けファイル形式で、既に国内ではプラットフォーム間でアバター連携する際の事実上の業界標準規格として広く使用されています。

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その「VRM」の策定・普及を目的としたVRMコンソーシアムは、これまでMetaverse Standards Forum主催のKhronos GroupとCGの国際会議・イベント「SIGGRAPH」で共同セッションを実施するなどの連携を図ってきました。今回の加盟により、Metaverse Standards Forumのディスカッションに参加することで、これらの動きを加速させ、「VRM」のグローバルでの標準規格化を目指すとともにグローバルなメタバース標準の形成と発展に寄与してまいります。

<「VRM」について>
VRMは、メタバース時代のインターオペラビリティ(相互運用性)を想定した、プラットフォーム非依存の日本発の3Dアバター向けファイル形式です。従来の3Dモデルとしてのテクスチャやボーンといった情報に加え、視線設定など一人称で操作するアバターに必要な情報を扱えるようにし、環境により異なるスケールや座標系などを統一することで、3Dアバターがあらゆるプラットフォームで使用されることを想定しています。また、人が操作して人格を演じるアバターの特性を考慮して、このアバターを他人が使用しても良いか、暴力表現をしても良いか、などアバター特有の権利までもファイルに埋め込むことが可能です。現在はバージョン 1.0 β を展開中です。
◆VRM 1.0β
https://github.com/vrm-c/vrm-specification/tree/master/specification
◆VRMパブリック・ライセンス文書 1.0
 アバターの人格に関する許諾を考慮した、VRM 独自のライセンスです。
 日本語: https://vrm.dev/licenses/1.0/index
 英語: https://vrm.dev/en/licenses/1.0/index

<「VRMコンソーシアム」について>
3Dアバター向けファイルフォーマット「VRM」の策定・普及を目的とした一般社団法人です。
【名称】  一般社団法人 VRMコンソーシアム
【設立日】 2019年4月24日
【所在地】 東京都中央区銀座4–12-15
【事業内容】 ⑴3Dアバターモデルの統一規格「VRM」の策定
⑵「VRM」に関連する情報の収集および提供
⑶「VRM」の普及および広告宣伝 
⑷「VRM」により創作される3Dモデルの法的保護に関する提言及び整備
⑸「VRM」に関する内外関係機関との交流および協力
⑹前号に掲げるもののほか、当法人の目的を達成するのに必要な活動
【役員構成】
代表理事  石井 洋平 (株式会社バーチャルキャスト)
理事     岩城 進之介(株式会社バーチャルキャスト)
理事     大前 広樹 (ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社)
理事     清水 智雄 (ピクシブ株式会社)
理事     久保田 瞬 (株式会社Mogura)
理事     松本 有啓 (株式会社MOEグループ・ホールディングス)
監事     中川 直政 (弁護士 日比谷パーク法律事務所パートナー)
【公式サイト】 https://vrm-consortium.org/
【会員のお申し込み・お問い合わせ】 VRMコンソーシアム事務局:vrmc-pr@vrm-consortium.org


《本件に関する報道関係のお問合せ先》
VRMコンソーシアム 事務局:E-mail:vrmc-pr@vrm-consortium.org

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