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“バーチャルアーティスト”開発プロジェクト「ポルタメタ」ピアニスト(中の人)オーディション、新たに4名の審査員を発表~二次選考内容の詳細も公開~
2023.12.20
株式会社KADOKAWA
株式会社ドワンゴ
株式会社KADOKAWAKADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)と株式会社ドワンゴとは、東京交響楽団の特別監修のもと行う業界初の バーチャルアーティスト 開発プロジェクト「ポルタメタ」の二次選考内容を公開しました。また、前回発表した審査委員長原田慶太楼に加え、新たに審査員4名を公開しました。
募集概要
バーチャルアーティストのピアニスト(中の人)オーディションは、潜在的なクラシック音楽ファンを活性化させ、新たなクラシック音楽市場の拡大を目的とする、バーチャルアーティストとして演奏活動していただく方を選定するオーディションです。「クラシック音楽市場を盛り上げたい」という気持ちがあれば、年齢、性別、国籍は問いません。
★こんな方からの応募をお待ちしております
たとえば…
✔プロアマ問わず新しいことに挑戦したい人
✔音楽で生きていく夢をあきらめていた人
✔人前で演奏するのが苦手な人
✔演奏をすることが大好きな人
✔プロオーケストラと共演してみたい人
【一次選考】
応募期間:2023 年11月1日(水)~2024年1月5日(金)
選考内容:
ショパン エチュード集 Op.10 作品10-1、ショパン エチュード集 Op.25 作品25-6
自由曲1曲(10分以内)
応募方法:オーディション受付フォームよりご応募ください
▶ https://secure.nicovideo.jp/form/entry/portameta_audition
応募要項:詳細は、ポルタメタ公式サイトにてご確認ください
▶ https://portameta.com/
【二次選考】(NEW)
開催日時:2024年2月27日(火)(予備日あり、一次選考通過後応相談)
開催場所:パルテノン多摩(東京都多摩市)
選考内容:実技(課題曲:ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』)、面接(審査委員5名との面接)
新たに発表された4名の審査員
プロフィール
●廣岡克隆(東京交響楽団 楽団長)
1974年(昭和49年)6月23日生まれ。兵庫県神戸市東灘区出身。幼少期をフランス・パリで過ごし、3歳よりヴァイオリンを始める。私立六甲学院中学、兵庫県立西宮高等学校音楽科卒業。東京藝術大学在学中、ニューイングランド音楽院(米国・ボストン)へ留学。在学中のリサイタル活動等により神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、大学卒業時に安宅賞受賞。1998年(平成10年)東京藝術大学卒業後、同年8月1日付で、東京交響楽団アシスタントコンサートマスターとして入団し、2022年8月1日付で楽団長、翌1月25日付で専務理事に就任し、現在に至る。
●三舩優子(ピアノ)
1988年第57回日本音楽コンクール第1位。桐朋学園大学首席卒業後、ジュリアード音楽院留学。91年カーネギーホール及びリンカーンセンターにおいてアメリカ・デビュー。同年フリーナ・アワーバック国際ピアノコンクール優勝。19年にはデビュー30周年記念リサイタルを行い、その技術と深い演奏解釈で絶賛された。14年よりドラム・パーカッションの堀越彰と“ を結成。レコーディング、海外公演、アウトリーチなどで新たなファン層を広げる。古典から現代音楽に至る幅広いレパートリーに定評があり、シャープで切れのあるタッチと繊細で品格の美音、華のあるダイナミックな演奏は、ファンを魅了し続けている。京都市立芸術大学教授。
●仲道祐子(ピアノ)
情感豊かな音楽性と暖かい音色を持ち味とし、聴衆に愛されるピアニスト。桐朋女子高等学校音楽科卒業後渡独、クラウス・シルデ氏に師事。ミュンヘン国立音楽大学、同大学院ピアノ科及び室内楽科を卒業。1996年より日本各地でのリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽の分野でも活躍。音楽教育の普及に深い関心を示し、子供を対象とする企画や、ピアノの歴史300年をたどるコンサート、朗読とのコラボレーションなど多彩な演奏活動に力を注ぐ。CD はビクターエンタテインメントとオクタヴィア・レコードよりリリース。田中カレン作曲のこどものためのピアノ小品集「愛は風にのって」 オクタヴィア・レコード はレコード芸術特選盤に選ばれた。大阪芸術大学演奏学科教授。広島日野自動車株式会社主催「ひのっ子ピアノコンクール」審査委員長。
●田村 響(ピアノ):
2007年10月ロン・ティボー国際コンクールにおいて弱冠20歳で第1位に輝き、一躍世界に注目されるに至った。
2009年2月ビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団の定期演奏会デビューと日本ツアーを行った他、これまでに、N響、読響、都響、新日本フィル、日本フィル、名古屋フィル、京響、大阪フィル、日本センチュリー響、東京シティ・フィル、神奈川フィル、仙台フィル、群響などと共演。日本各地でリサイタルを行う。室内楽活動にも力を入れており、アントニオ・メネセス、宮田大、三浦文彰の各氏等と共演を重ねるほか、同世代のアーティストとも多数共演する。また、2019年3月にはマニュエル・ルグリがプロデュースするバレエ作品にも出演し、自身初となるダンス・ステージとのコラボレーションを果たした。活動は日本をはじめ、フランス、オランダ、ドイツ、オーストリア、ポーランド、イタリア、ロシア、エジプト、ブラジル、中国、台湾、ベトナムに及ぶ。
1986年愛知県安城市生まれ。3歳よりピアノを始める。18歳でザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学。2015年大阪音楽大学大学院修了。深谷直仁、清水皇樹、クラウディオ・ソアレス、クリストフ・リースケの各氏に師事。これまでに4枚のソロCDをリリース。
受賞歴は、2003年アリオン賞、2006年出光音楽賞、2008年文化庁長官表彰・国際芸術部門、2008年安城市市民栄誉賞、2009年ホテルオークラ音楽賞、2015年文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞、2015年愛知県芸術文化選奨文化新人賞、2017年京都市芸術新人賞などがある。現在、京都市立芸術大学准教授、大阪音楽大学特任准教授、名古屋音楽大学客員准教授。
【審査委員長 原田慶太楼からのコメント】
VRとクラシック音楽がフュージョンできるプロジェクトの実現を待っていました!2023年の夏、アメリカでVRの世界をコンセプトにしたオペラを指揮してきたばかりなので、今回はテクノロジーのメッカである日本でVRとオーケストラのマリアージュが実現するのがとても楽しみです。今回のプロジェクトは世界初の発想。KADOKAWA+東響で成功させて世界に発信して行きたいと思います。このプロジェクトがきっかけで新たなオーディエンスとファンが増える事を期待しております!
クラシック音楽の歴史に新たな1ページを刻むチャンスです。あなたの応募をお待ちしています!
原田慶太楼(東京交響楽団 正指揮者)
※原田慶太楼 プロフィール
欧米を中心に目覚しい活躍を続けている期待の俊英。2021年4月東京交響楽団正指揮者に就任。シンシナティ響、アリゾナ・オペラ、リッチモンド響のアソシエイト・コンダクターを経て、2020年シーズンからサヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督。オペラでもアリゾナやノースカロライナ、ブルガリア国立歌劇場等で活躍。2010年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、13年B・ワルター指揮者プレビュー賞、米国ショルティ財団キャリア支援賞6度、2023年には日本人初となるトップのコンダクター賞を受賞。09年キャッソルトン・フェスティバルにL ・マゼールの招待を受けて参加。第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞、第20回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
【審査員 廣岡克隆からのコメント】(NEW)
東京交響楽団は2026年に創立80周年を迎える日本で最も歴史あるオーケストラの一つです。
サントリーホールやミューザ川崎シンフォニーホール等において伝統に根差した質の高い公演をお届けするだけでなく、コロナ禍においては、ニコニコ生放送でどこよりも早く無観客のライヴ配信を行う、といった新しい技術も積極的に取り入れるなど幅広い活動に取り組んでいます。
この度のプロジェクト「ポルタメタ」も、バーチャルアーティストと東京交響楽団が共演する事により想像を超えた化学反応が起こるのでは、と大きな期待を寄せています。
東京交響楽団と一緒にVRの世界で、新しいクラシック音楽の可能性、表現の可能性を探してみませんか?
沢山のご応募お待ちしております。
廣岡克隆(東京交響楽団 楽団長)
プロジェクトの背景 ※以下前回の再掲
▶前回のプレスリリース(2023年10月24日): https://x.gd/3L0dH
【プロジェクト名「ポルタメタ portameta」とは】
音楽用語の「portamento」と”高次元の”という意味の「メタ」をかけ合わせた造語です。リアルな演奏者クラシック音楽の演奏会に行ったことがない人をクラシック音楽ファンに。クラシック音楽をとりまく状況を、滑らかに音程を変える「portamento」のように変身させていきたいという想いが込められています。
<主催・企画・協力>
KADOKAWA/ドワンゴ/東京交響楽団
<オーディションに関する問合わせ先>
問合わせフォーム▶ https://secure.nicovideo.jp/form/entry/portameta_faq
©portameta Project ©KADOKAWA CORPORATION 2023 ©DWANGO Co., Ltd.
《報道関係者のお問い合わせ先》
株式会社ドワンゴ 広報部:E-mail:dwango-pr@dwango.co.jp