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【電王戦特別企画】ガルリ・カスパロフ vs 羽生善治~ 11/28、伝説の元世界王者と現役日本トップの初チェス対局 ~

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株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:荒木隆司)及び株式会社ニワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役:杉本誠司)は、2015年3月~4月に開催するプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトの対局「将棋電王戦FINAL」を記念した特別企画として、元チェス世界王者のガルリ・カスパロフ氏と、将棋界のみならず日本のチェス界においてもトップに君臨する羽生善治氏の初となるチェス対局を、11月28日(金)10時より開催します。

カスパロフ氏が初来日、チェス界・将棋界の最高峰頭脳バトルが実現

11月26日(水)に行われた「将棋電王戦FINAL」の記者発表会で、先手番・後手番を決める振り駒を務めたカスパロフ氏は、元チェス選手で、1985年に史上最年少の22歳という若さで世界チャンピオンとなり、それから15年間にわたりチャンピオンのタイトルを保持(史上最多)。そして、全盛期の最中の1997年、同氏はIBMが開発したスーパーコンピュータチェス「ディープ・ブルー」と対戦し、最高峰の頭脳を持つ人類代表として初めてコンピュータに負けたことで、世界を駆け巡る大きな話題となりました。
一方、羽生善治氏は、将棋界においてタイトル獲得数歴代1位を記録し、現在も四冠を保持しながら、趣味であるチェスにおいても日本でランキング1位の実力を誇ります。
今回、お二人のチェスのレーティング差では通常行われない、ハンデなしの真剣勝負を行います。すでに引退して10年となるカスパロフ氏、そして現役のトップ棋士でありチェスプレイヤーとしても進化を続けている羽生氏との熱戦が期待されます。
また、将棋および日本に関心が高いカスパロフ氏は、本イベント開催について次のようにコメントしています。「今回は、日本におけるチェスの宣伝に、反対に将棋の海外での宣伝にひと役買うことができると期待しています。」

<開催概要>

■イベント:【電王戦特別企画】ガルリ・カスパロフ vs 羽生善治 チェス対局
■日時:2014年11月28日(金)10:00~13:00
■会場:ニコファーレ ※一般観覧なし。プレスの方はお申込みの上、会場でのご取材が可能です。
■対局者:ガルリ・カスパロフ vs 羽生善治
■ルール:先後入れ替えの2局を実施。持ち時間25分、1手10秒追加 ※ハンデなし
■解説者:塩見亮(元全日本チャンピオン)、小島慎也(ゲスト解説/元全日本チャンピオン)、藤田綾女流初段
■主催:ドワンゴ
■生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv199645929

◆ガルリ・カスパロフ◆
1963年4月生まれ(51歳)、アゼルバイジャン出身。6歳でチェスを始める。1985年、22歳で史上最年少の世界チャンピオンに。
FIDE世界ランキング1位、レーティング最高値は2851で、2013年に更新されるまで13年にわたり最高値を保持。
1997年、IBMのコンピュータチェス・ディープブルーと対戦し、1勝2敗3引き分けでチェス世界王者として歴史的初敗北を喫する。
2005年に引退。現在、カスパロフチェス財団を通じ世界中の学校教育でのチェス普及に取り組むほか、政治家としても活動。

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◆羽生 善治◆
1970年9月生まれ(44歳)、埼玉県出身。小学1年生で将棋を覚え6年生で奨励会に入会。1985年、15歳でプロ入り。
1996年、将棋界初の7大タイトル独占を達成。タイトル戦登場は119回、通算タイトル獲得数は計90期で歴代1位。
2014年11月現在、名人・王位・王座・棋聖の四冠を保持。趣味のチェスにおいてもFIDEレーティングが2415で、日本ランキング1位。2014年、XXIV International Chess Festival Cracoviaにて2つ目のIMノームを獲得、IMまであと一歩に迫る。

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