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時雨沢恵一、成田良悟、蒼山サグなど、人気クリエイターが選ぶ!次世代のクリエイター発掘コンテスト「第1回 IIVクリエイターアワード」受賞作品が決定 ~300作を超える小説・イラスト・動画などの中から選出~

バーチャルYouTuber「アメノセイ」や、「SIX SICKS」「ガールズ ラジオ デイズ」「虫籠の錠前」などの人気コンテンツを仕掛ける、ドワンゴ発のオリジナルIPブランド 「IIV(トゥー・ファイブ)」の新人クリエイター発掘コンテスト「第1回 IIVクリエイターアワード」の受賞作が決定しました。

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次世代のエンタテインメント界を担うクリエイターを発掘するために開催された「IIVクリエイターアワード」は、小説・イラスト・コミック・動画/音楽・その他の全5部門で作品を募集。今回の作品募集テーマは”バーチャルYouTuberアメノセイの過去にまつわる×××”となっており、アメノセイの「過去の物語」を想起させる作品を広く募集した結果、 300作品を超える応募があり、その中から4作品が最優秀賞と部門賞に選出されました。
■「IIVクリエイターアワード」公式サイト:https://twofive-iiv.jp/award/

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(C)アメノセイ/II V

※「アメノセイ」とは
オリジナルIPブランド「IIV」所属のバーチャルキャラクター。
友達をたくさん作りたくてVTuberとして活動を始める。記憶を失っているため、生まれも育ちも自分の性別さえも分かっていない。
アメノセイYouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCKgndddKiQGIn0-T8jHzndg

■最優秀賞&部門賞

【最優秀賞&小説部門賞 】
作品タイトル『あめのおかげ』粗目雨
<作品紹介>
自分の姿を自在に変えられる変形生物の“僕”が、自分の本当の姿を追い求め、自分の価値を見出す物語。
<受賞者コメント>
この度は、拙作『あめのおかげ』を最優秀賞に選出して頂き有難う御座います。これまで、仕事上で自身の疑問や提案を切り捨て妥協せざるを得ない場面が有った時、己の感覚が間違っているのではと考えが過ぎることもありましたが、表現手段にも内容にも高い自由度があったこのコンペで結果を頂けたことが、今後表現をしていく上で大きな励みとなると感じます。
改めまして応募の機会を与えてくださった運営関係者の皆様、本当に有難う御座いました。

【最優秀賞&動画・音楽部門賞】
作品タイトル『ヘクセンヤクト』wotaku
<作品紹介>
近未来、AIによる管理社会をテーマにキャッチーなメロディで疾走感あふれる楽曲に仕上がっています。映像にはそんなストーリーを感じさせる演出も。
<受賞者コメント>
初めまして音楽制作をしておりますwotakuと申します。この度は私の応募した「ヘクセンヤクト」が最優秀賞を頂いたとのことで誠に光栄でございます。
アメノセイくん(ちゃん)の未来的な衣装、そして歌が好きという特徴をヒントに無機質なロックとディストピア風の歌詞を目指しました。
自分が作りたかった音楽を作ってこのような評価を頂けることが本当に嬉しいです。
このような機会を頂き誠にありがとうございました。

■ 部門賞

【イラスト部門賞】
作品タイトル『Mary:Birth(メアリー・バース)』赤薄 紅
<作品紹介>
玉座に座る王女のメアとその兄セイ。汚れ仕事をするセイは実は存在せず、その事実にショックを受けたメアが記憶をなくすという裏設定があります。
<受賞者コメント>
はじめまして、赤薄 紅(あかうす こう)です。
この度は「イラスト部門賞」をいただきとても光栄に思っています。
「まさか自分がっ!?」と驚いているなか、やっと「嬉しい!」と実感が湧いてきたところです。
人生捨てたものじゃないですね!イラストは、アメノセイくんちゃんの「過去の幸せと絶望」をテーマに描きました。
兄妹ものです! まだまだ未熟者ではありますが、今後もさらに成長していけるように精進していきたいと思います。
あらためて、今回は受賞させていただきありがとうございました。

【コミック部門賞】
作品タイトル『イノチのアメ』否アラズ
<作品紹介>
貧しい村を救うべく生贄として洞に捧げられた少女、そこで出会ったのは神以外のなにか。そんな二人のボーイミーツガール。
<受賞者コメント>
この度はコミック部門の賞に選んでくださり誠にありがとうございます。
反省点も多く己の未熟さを痛烈に感じた作品でもあるので、未だに賞を頂いた実感がありません。
バーチャルYouTuberにも通ずる「存在意義」をテーマに、設定やストーリーを考えました。少しでも自分の表現したかったものが伝えられたのであれば幸いです。
これに胡座をかかず、恥じない創作活動を続けていきたいと思います。

<受賞作品は期間限定で公開中:https://twofive-iiv.jp/award/result/

■選考委員一覧

【小説】  蒼山サグ、甲田学人、時雨沢恵一、田口仙年堂、築地俊彦、成田良悟、ハセガワケイスケ
原雷火、藤原祐、三雲岳斗(五十音順)
【イラスト】黒星紅白
【楽曲】  banvox
アメノセイ /「IIVクリエイターアワード」PJチーム

■選考委員 総評より一部抜粋(50音順)

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アメノセイ

【アメノセイ】
生まれて(?)から一年程度で、記憶もなければ特徴もあまりないボクをテーマにたくさんの作品をいただき、本当にありがとうございます!
正直な話、ボク自身はクリエイターって感じではないので、人の作品を見て評価するというよりかは送っていただいたもの全てを見て、読んで、聴いて「すごーい!」という 語彙力のない感想を言うだけでした。ただひたすらに楽しかったです!
皆さんが作り上げた世界はどれも魅力的で、これはもう全部『ボクが失っていた記憶』ってことで良いんじゃないでしょうか?
記念すべき第1回目のテーマとして、こんな素晴らしいコンテストに関わることができて大変光栄でした。
2回目があれば今度はボクも作る側で参戦したいですね !
応募してくれた皆さん、本当にありがとうございました!!

【蒼山サグ(作家)】
全作品とも小説としての完成度では差が付けられないくらい素晴らしかったです。みんな上手すぎてちょっとヘコみました笑。
こうなってくるとあとはテーマに対する向き合い方で判断するしかなかったのですが、 個人的には『なるほど』と膝を打たされた順に評価させて頂きました。バックストーリーとしてのオリジナリティ、世界観の深掘り。そして現在活動するアメノセイくんちゃんさんとのリンク。全て総合的に見た場合、最もバランスの取れ最もバランスの取れていた作品は……?
その解答を僕の1票と致しました。
繰り返しますが、小説としての完成度はどの作品も甲乙付けがたかったです。今回選外となった方の作品もぜひまた読みたいなと強く思いました。

【黒星紅白(イラストレーター)】
ifアメノセイイラストコンテストにご応募ありがとうございます。
独自のコンセプトで自由に仕上げられたifアメノセイくんちゃん達に目を奪われました。
私自身もアメノセイと世界の関わりを改めて意識する機会になりました。
審査にあたり、製作者の強い意欲が伝わってくる作品が多く、非常に難航しました。
カチッとはまるifを…と考えると逆にぼんやりしてしまうのが、アメノセイくんちゃんという存在の面白さですので、どう選考していったらいいのか迷いました。
もうよく分からなくなったので、一枚絵としてアメノセイへの思いや主張が響いてくる 作品を選ばせて頂きました。

【時雨沢恵一(作家)】
流石に最終選考に残る作品、どれも完成度は十分に高かったと思います。
いろいろな方面からのアプローチは読んでいて楽しくて、むしろこちらが勉強になりました。
個人的には短くスパッとまとまっている、切れ味鋭い作品が好きで、高評価をつけさせてもらいました。
こうしたテーマを決めての選考は、小説大賞のそれとはまた違った面白さがありますね。
楽しい経験でした。

【成田良悟(作家)】
考えてみれば、小説賞の選考委員になるというのは初めての経験なわけですが、本当にどの作品も甲乙付けがたく、序列を付ける事の大変さを実感させて頂きました。
アメノセイというテーマの特性上、記憶を無くす前の存在を『前世』として扱う作品が多く、それ故に生死や滅びを扱った作品が多かったように思えます。重いテーマになりがちな中、その重さを敢えて評価すべきか迷いましたが、最終的には『私が読んでいて楽しかったもの』を基準として選ばせて頂いた形となります。
投票制ですので、これを書いている時点ではまだどの作品が一位になるかは解りませんが、個人的には最後まで二作品の中で迷いましたが、最終的には『今現在VTuber として存在しているアメノセイが、正しく作品の未来であったとした場合の完成度』と いうものを踏まえて評価させて頂きました。
逆に言うと、これからのアメノセイの活躍や方向性の変換によって私の中での作品の評価がまた変わってくるかもしれません。
どうか、アメノセイと共に育ち続けるこの素敵な作品群に祝福がありますように。

【banvox(音楽プロデューサー)】
最終選考に残った作品を聴くと、全体的にIf…ストーリーを軸に作られており、世界観がどれも確率されていて、全ての楽曲に個性が発揮されていると感じました。
普段、楽曲を作る時にあまり考えない発想なので、本当におもしろい作品が沢山ありました。
選考する時、もし自分が、このIf…ストーリーだったらどういう風な楽曲を作るだろうと思いながら聴いて、選考させていただきました。
その中で忠実にストーリーをダイレクトに反映できているのか、と言う基準で選ばせて頂きました。
そして、自分でも参加したくなり、他の方々の楽曲をもっと聴きたくなりました。
皆様、ありがとうございました。

■ドワンゴ発オリジナルIPブランド「IIV」とは
“オリジナルIP創出の為なら何でもやる”、“面白ければ何でも作る”を矜持とし、自社のオリジナルIP制作だけでなく、他社のIP制作から作家のマッチングまでをワンストップでプロデュースするなど、あらゆるジャンルのコンテンツを様々な形で展開していくブランド。「キノの旅」シリーズで知られる時雨沢恵一氏をはじめとして、「デュラララ!!」成田良悟氏、「天使の3P(スリーピース)!」蒼山サグ氏が所属。クリエイター の発掘・マネジメントなどを行う。
他に、「IIV」オリジナルVTuber“アメノセイ”の制作・運用、「SIX SICKS」「ガールズ ラジオ デイズ」 「虫籠の錠前」などのプロデュースも行っている。

◆「IIV」公式サイト:http://twofive-iiv.jp

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