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― 東京都知事選でニコニコアンケート調査を実施 ―東京都知事選の終盤情勢小池氏幅広い支持で優勢維持増田氏追い上げ 鳥越氏苦戦

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株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)は、同社が運営する日本最大級の動画サービス「niconico」で、7月31日投票の東京都知事選についてアンケート調査を実施し、ニコニコ独自の分析を加えて、29日、都知事選の終盤情勢を発表しました。7月20日に発表した序盤情勢と比べると、有力3候補のうち、元防衛相の小池百合子氏(無所属、政党推薦なし)が幅広い支持を得て優勢を保ち、元総務相の増田寛也氏(同、自民・公明・こころ推薦)が追い上げ、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(同、民進・共産・生活・社民推薦)は苦戦しています。ただ、有効回答者(有権者)の16.7%が投票する人を「まだ決めていない」と答えていることから、投票直前に情勢が変化する可能性も残されています。

「東京都知事選ネット世論調査」の概要

新しい東京都知事に何を期待しますか。1つだけあげてください。

■終盤情勢(7月29日発表)

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■序盤情勢(7月20日発表)

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今回の都知事選アンケート調査はニコニコの「月例ネット世論調査」の一部として25日21時51分から実施し、東京都在住のユーザーのうち6184人が参加、選挙権がない人などを除く2617人が有効回答者でした。それによると、誰に投票するか「まだ決めていない」と言う人は選挙戦序盤から半分以下に急減、すでに6割以上の人が立候補者21人のうち有力3候補に投票する意向を固めています。また、新しい都知事に期待する政策課題は、「待機児童解消などの子育て対策」16.9%、「行財政のムダづかいの削減」16.7%、「2020年東京五輪・パラリンピックの成功」15.6%がトップ3で、序盤情勢と比較すると、「待機児童解消などの子育て対策」は5.0ポイント増、「行財政のムダづかいの削減」は3.5ポイント減、「2020年東京五輪・パラリンピックの成功」は1.5ポイント増となりました。

年齢や支持政党などのクロス集計結果を分析すると、焦点の有力3候補の争いでは、小池氏が男女とも、また18・19歳~50代以上の全ての年代で最も多くの支持を得て抜け出し、終盤も優勢を維持しています。「支持政党はない」と言う無党派層と、どの候補も推薦していないおおさか維新の支持者に強いうえ、増田氏を推薦している自民、公明、こころでも多くの支持を集めているのが強味です。
序盤で劣勢だった増田氏は頼みの公明だけでなく、鳥越氏を推薦している民進の支持者でもトップの支持を得て、小池氏を急速に追い上げています。ただ、肝心の自民支持者をまとめられていないことに加え、無党派層にどう食いこむかも最終盤の課題です。
序盤で小池氏を追っていた鳥越氏は、共産、生活、社民の支持者では最多の支持を得ているものの、最大の支持基盤であるはずの民進で支持を固めきれず、苦戦を強いられています。さらに、無党派層に弱いのも苦戦の一因となっており、そこへの浸透を迫られています。

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