ニュース
『囲碁電王戦FINAL』第2局の結果「DeepZenGo」が世界最強棋士の朴廷桓九段に勝利
2018.04.02
株式会社ドワンゴ
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)は、4月1日(日)に、
日本発の囲碁AI「DeepZenGo」が過去に敗退した各国トップ棋士達に挑む「囲碁電王戦FINAL」の第2局を韓国・ソウルで開催しました。
その結果、『DeepZenGo』は現在世界ランキング1位の朴廷桓九段に対し、169手まで黒番中押し勝ちしました。本対局を受け、
囲碁電王戦FINALにおける『DeepZenGo』の対戦成績は1勝1敗となりました。
なお、4月7日(土)に日本・東京で行われる第3局では、「DeepZenGo」が過去に第2回囲碁電王戦で敗れた趙治勲名誉名人との対局を行います。対局の模様は、「ニコニコ生放送」にて完全生中継でお届けします。
【第2局 対戦結果】
*■*開催日時:2018年4月1日(日) 10:00~ 15:00
*■*対局場所:韓国・ソウル
*■*対局結果:【先手】「DeepZenGo」 vs 【後手】朴廷桓九段
⇒169手で『DeepZenGo』の黒番中押し勝ち
- *■*対局ルール
:19路盤、互先(黒番6目半コミ出し)日本ルール、
持ち時間3時間・5分前から1分の秒読み
<ニコニコ生放送>http://live.nicovideo.jp/watch/lv311733206
【終局後の両対局者のコメント】
<朴廷桓九段>
「『DeepZenGo』と再び対局することができてすごく嬉しかったです。ただ、最初は失敗が多かったので、個人的には残念な対局だと思っています。『DeepZenGo』は前回と比べて全体的に実力が上がっているように感じますし、とても勉強になります。『DeepZenGo』とはネットでも対局していて、自分自身も大きく成長できたという強い気持ちがあります。」
<「DeepZenGo」の開発メンバー加藤英樹氏>
「第1局では負けたので、負け越しはまずいということが一番頭にありました。応援していただいたファンの方には感謝したいです。ここで一勝一敗に持ち込めたので、引退興行FINALとしては何が何でも勝ち越したいです。」
【今後の対局スケジュール】
- 第3局
*●*開催日時:4月7日(土)10時対局開始
*●*対局場所:日本・東京
*●*対局者:趙治勲名誉名人(日本)、囲碁ソフト「DeepZenGo」
[対局実績:第2回囲碁電王戦(趙治勲名誉名人の2勝1敗)]
*●*生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv311733230
【主催】株式会社ドワンゴ
【囲碁電王戦 FINAL 特設サイト】http://denou.jp/go_final/
DeepZenGo プロジェクトについて