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「第2期叡王戦」佐藤天彦九段が優勝来春「第2期電王戦」で将棋ソフト『PONANZA』と対局決定電王戦合議制マッチの詳細発表/久保九段vs.豊島七段実現
2016.12.12
株式会社ドワンゴ
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)および公益社団法人 日本将棋連盟(東京都渋谷区、会長:谷川浩司)が主催する「第2期叡王戦 決勝三番勝負」の第2局が、2016年12月11日(日)に迎賓館和風別館 游心亭(東京都港区)で行われました。その結果、佐藤天彦九段が千田翔太五段に97手で勝ち、12月4日(日)に行われた第1局に続いて2連勝で優勝し、叡王の座に輝きました。これにより、来春開催される「第2期電王戦」への出場を決め、「第4回将棋電王トーナメント」で優勝したコンピュータ将棋ソフト 『PONANZA』(ポナンザ)と二番勝負を行うことになりました。
また同日、大晦日に行なわれる「電王戦合議制マッチ」の対戦者など詳細を公開したほか、10月に行われた叡王戦本戦トーナメントで久保利明九段の遅刻による豊島将之七段の不戦勝となった一戦をエキシビションマッチとして12月18日(日)に実施することを発表しました。
第2期叡王戦 決勝三番勝負 結果
- ◆第1局:
2016年12月4日(日)会場:万国津梁館(沖縄県名護市)
【先手】千田翔太五段 vs【後手】佐藤天彦九段 ⇒108手で佐藤天彦九段の勝ち
<ニコニコ生放送>http://live.nicovideo.jp/watch/lv281569915
- ◆第2局:
2016年12月11日(日)会場:迎賓館和風別館 游心亭(東京都港区)
【先手】佐藤天彦九段 vs【後手】千田翔太五段 ⇒97手で佐藤天彦九段の勝ち
<ニコニコ生放送>http://live.nicovideo.jp/watch/lv281628072
※第2期叡王戦 公式サイト:http://www.eiou.jp/
第2期電王戦 概要(第2期叡王戦優勝者と第4回将棋電王トーナメントの優勝ソフトとの対局)
■開催時期: 2017年春
■出場者 : 佐藤天彦九段 vs PONANZA(開発者:山本一成・下山晃)
■対戦形式: 先後入れ替えの二番勝負
■ルール : 持ち時間各5時間(チェスクロック方式)・秒読み60秒の一日制
※日程や会場など詳細は後日発表します。
※電王戦 公式サイト:http://denou.jp/
第2期叡王戦幻の対局/電王戦合議映マッチ2016 概要
■第2期叡王戦幻の対局 久保利明九段vs豊島将之七段
開催時期: 12月18日(日)13時15分番組開始/14時対局開始
対局者 : 久保利明九段、豊島将之七段
ルール : 持ち時間各1時間(チェスクロック方式)・秒読み60秒の一日制
解説・聞き手: 山崎隆之八段、藤田綾女流二段
<ニコニコ生放送>http://live.nicovideo.jp/watch/lv284236743
■電王戦合議制マッチ2016
棋士チームと将棋ソフトチームによる3対3の対局。棋士チームの指し手は、合議により決定します。ソフトチームの指し手は、各ソフトの候補手を基に多数決により決定し、多数決で決まらない場合は、将棋電王トーナメント上位ソフトの候補手を採用します。
開催時期: 12月31日(土)16時番組開始
- 出場者 :
【棋士軍】 森下卓九段、稲葉陽八段、斎藤慎太郎六段
【ソフト軍】 PONANZA、nozomi、大樹の枝(第3回将棋電王トーナメント1~3位のソフト)
ルール : 持ち時間3時間(チェスクロック)、消費後は1手3分
解説・聞き手・記録係: 木村一基八段、野月浩貴七段、香川愛生女流三段、室谷由紀女流二段、山口恵梨子女流二段