ニュースコンテンツ企画-高橋 薫

ニュースコンテンツ企画 高橋 薫 Takahashi Kaoru

2012年中途

文学部 文学科 英米文学

 

活字を読むことが好きだったので、大学卒業後に選んだのは出版社でした。書籍編集のほか、様々な出版物のプロモーション企画の立案もなどを私の仕事で、当時黎明期だったニコニコ動画をはじめ、様々なWebメディアやSNSを活用したプロモーションに挑戦しました。もともと好きだったニコニコ動画に仕事で関わったことでより大きな興味をもち、このサービス上でのコンテンツ作りや、ユーザーと距離の近い新しいプロモーションに挑戦したい!と思ったのが入社の決め手でした。

入社後は、主に政治・言論・サブカルチャー系の公式生放送番組の企画制作を担当しています。昨年行われた「東京都知事選」では、ネットの利点と特性を最大限に生かせるような企画を実施しました。「すべての候補者を並列に扱う姿勢」が他メディアにも影響をあたえたり、リアルタイム性を重視した「自由な開票特番」がSNS上で大きな話題を産むなど、niconicoの存在感を示すことができました。

企画を実現するためにとにかく粘る

思い入れのある企画は、2015年1月に実施した、「ピケティだけど、何か質問ある? トマ・ピケティ×萱野稔人」という生放送番組です。この企画は、ベストセラー『21世紀の資本』で世界中に論争を巻き起こした経済学者トマ・ピケティ氏と哲学博士の萱野稔人氏の対談番組ですが、肝は視聴者からの質問を当時ある意味雲の上の人であるピケティ氏にぶつけてしまおうという部分です。

そもそも短い来日スケジュールかつ取材依頼が殺到しているなか、ピケティ氏の出演承諾をもらうために何度も交渉しましたが、なかなか承諾を得ることができませんでした。一旦NGの返答をもらったあとも約2ヶ月間、さまざまなラインから交渉を続け来日の1週間前に出演OKの返事をもらった時は感無量でした。といっても番組を実施するにはそこからが大変で、『21世紀の資本』を読み込むことはもちろん、様々な資料を精査して内容を組み立てていきました。放送当日も様々なトラブルはありましたが、無事、番組を実施することができました。放送後の反響も大きく、またひとつniconicoのブランド価値を高められたのではと感じ、大きな達成感がありました。

インタビュー風景その1

仕事に楽しさを見出す

今後は、生放送だけでなく、他のniconicoサービスと連動した企画を積極的に仕掛けていき、その企画でniconicoをより活性化することができれば、と考えています。ドワンゴは実現したい企画や思いがある人にとっては、とても良い環境だと思います。個人的な意見ではありますが、願えば通じる(ことが比較的多い)会社だと感じています。仕事は生活のための手段、と割り切って考えている人でない限り、仕事をする楽しさを必ず見いだせるはずです。

インタビュー風景その2