超会議-岡林 直樹

超会議 岡林 直樹 Okabayashi Naoki

2011年中途

文学部 新聞学科(マスコミ専攻)

 

大学時代は、友人とストリートダンス制作に没頭するなど、何かを表現することに強い関心がありました。ドワンゴに入社を決めた理由は、ネット上でユーザー同士がコミュニケーションを取ることで一体感が生まれ、感情を共有することによってコンテンツがより楽しく、魅力的になっていく、サービスの面白みでした。また、他には無い独自性にも惹きつけられました。

入社後は、主にユーザー参加型のイベント制作業務に携わってきました。マーケティングや、イベント内容の企画・発案、運営など業務は多岐に渡ります。ドワンゴが手掛けるリアルイベントの最大の特徴は、「ネットとリアルが融合したユニークな企画で、ユーザーが参加して楽しめる」という点です。企画を練る時は、運営(制作者)側だけで完璧なものをつくるのでなく、ユーザーが参加して初めて完成するような企画になるよう心掛けています。また、リアルのイベントに来てくれたユーザーが、イベント後niconicoに戻ってきたくなる仕掛けや工夫を日々考えています。

課題をたくさん見つければ企画は成功する

「ニコニコ超会議」は、幕張メッセの展示ホールを全て貸しきる日本最大級のリアルイベントです。私は2015年4月の開催回より企画事務局として本格的に携わりました。企画事務局の仕事は、複数出展される企画ブースを取りまとめ、超会議のコンセプト設計、そのコンセプトと各ブースが合っているか、ユーザーが楽しめるようなブース企画になっているかに責任を持つ仕事です。

その年の超会議には、約50の企画ブースがあったのですが、その内14の企画ブースを担当しました。ブース数、コンテンツ量、関わる人の数など、全てが想像を超えていました。各ブース担当者と、企画やイベントの方向性を検討したり、予算確保、ブースのレイアウト調整など様々な業務がありました。中でも強く意識したのが、企画ブースの「現状の課題を見つけること」でした。色んな視点から観察して、できるだけ多くの課題を見つけ、解決することによって、マイナス部分を減らしながら企画がより良いものなるよう工夫しました。また何よりも企画を作っている自分達が、その場にいて楽しめるようなブース、楽しめる超会議を作るよう心掛けた結果、来場者15万人を超える満足度の高いイベントを開催することができました。

インタビュー風景その1

チーム一丸となって成功を目指す

イベント制作は、組織(チーム)での活動によって成り立ちます。チームは企画・営業・販売・プロモーション・サイト編成・生放送・制作運営などがあり、それぞれがイベント全体の大目標に向かって、役割ごとの目標を設定します。チーム内での協力や連携はもちろんですが、自分のチームからイベント全体に向けて何かできないかと考えることも多々あります。例えばイベント中に放送する公式生放送のネット来場者数を上げるために、niconicoのTOPページに導線を設けるなど、各チームが協力し合い、それぞれの目標達成の為に尽力します。いつ他チームから要請が来ても適切に応えられるように、日ごろからチーム内外に関わらず、情報共有や提案を自発的に行うよう意識しています。

そうやって関係する全てのチームが一丸となって準備してきたイベントがネット上で話題になったり、もうすぐ幕が開けるイベントに心を躍らせながら並んでくれているユーザーさんの表情が、開場後には心からイベントを楽しんでくれている表情に代わる瞬間を見たとき、言い表せないほどのやりがいや達成感を感じます。

インタビュー風景その2

経験は将来必ず役に立つ

これまで主に企画制作業務に携わってきたこともあり、今後は営業や生放送企画など、経験していない分野にも挑戦していきたいと考えています。一人でも多くのユーザーに楽しんでもらえるような企画を作り続けるために、より幅広い知識や経験を積んで、今後の企画作りをレベルアップさせたいと思っています。

最後に、学生の皆さんには、好きなことは続け、興味を持ったことは積極的に始めてみてほしいと思います。趣味でも何でも、好きなことには自ずとこだわりが出てきます。そのこだわりは仕事を進めていく上で大きな武器となります。また様々なことへの興味や体験は、企画を生む際の貴重な材料になります。将来の糧になると信じて、何事も一歩踏み出してみてください。経験しておいて無駄なことはないと断言できます。

インタビュー風景その3