ハロウィーン-橋口雄樹

イベント構成・演出企画 橋口 雄樹 Hashiguchi Yuki

2013年中途

芸術学部 文芸学科

ドワンゴが手掛ける大きいリアルイベントの1つである「ニコニコ超パーティー」の1と2に、踊ってみたユーザー出演者として参加したのですが、当時からドワンゴに来社して運営の社員の方々と演出を考えたりしていました。その時は「ユーザー」という立場でしたが、社員の方から一緒に働かない?と誘われ、イベント演出やステージ作りに「社員」として携わることになりました。元々舞台などで演出や小説、脚本制作などにも関わっていたので、お話しをもらった時は即答で承諾しました。

いちユーザーだった時には、運営側に対して、「もう少しこうしてほしい」とか、「こんな演出があったらいいのに」など、色々と思っていました。ですが、いざ実際に自分が運営側に立ってみると、本当に大変だなと。すごく大変だなと思いつつも、ユーザー時代に自身が思っていたことは、今のユーザーも同じように思っている部分があるだろうと思うので、ユーザーの気持ちが分かる社員の1人として、ユーザー目線を大事にしてイベントを作りたいと考えています。ユーザーに飽きられたり、ユーザーが嫌がるものは、その内すぐに消えてしまうとも思っています。その他に意識しているのが、社員として働いている時間は、自分はユーザーじゃないということです。当たり前ですが「仕事をしている」という意識はとても大切だと思っています。仕事として、しっかりと良いものを作るためには妥協しない、という気持ちで業務に取り組んでいます。

自身の成長が企画成功につながる

クリエイティブな事が好きで、良いものを作りたい!という気持ちで入社をした私ですが、その気持ちだけでは「仕事」としてはダメだという事を実感しています。仕事である以上、クライアントさんが求めているものを考えながら、それに対してドワンゴとしては何が提供できて、最終的にはドワンゴのメリットはどこにあるのか、といった「ビジネス思考」を常に意識する事が、とても大事だと思っています。

忘れてはいけないユーザー目線とビジネス感覚のバランスをうまく取る事が企画を成功させるポイントだと考えています。こういった考え方は仕事に限らず、生きていくうえでも大事だと思いました。オンもオフも全ての場面において、相手が求めるものや自分に必要なものを考えるようになりました。ドワンゴに入社して、「人間性・社会性・ビジネススキル」が格段にレベルアップしたと実感しています。

インタビュー風景その1

主役はユーザー

nicocafe(池袋のニコニコ本社)で行っている“あちらのお客様からシステム”(生放送を見ている視聴者から、放送中の生主に向けて差し入れが出来るシステム)を、超パーティーのステージにも応用しているのですが、例えばお客さんがこういう差し入れをすると演出が華やかになる、とか、会場のどこかがその差し入れによって変わる、とか、演出としてリアルの現場に影響が出るようなものを考えています。前例としては、ネットでステージを見ているお客さんがCO2(ステージに噴射される煙幕)を購入してくれ、それを差し入れとしてステージ上に出したりしました。ステージに影響のある差し入れメニューを色々と考えていますが、差し入れの数が多すぎても、舞台監督や周りの演出制作チームのオペレーションが難しくなってしまいます。

ネットからの参加感をもっと出しつつ、オペレーションが崩れないように、という難しいバランスを調整しつつ、次は光演出(照明演出)といった差し入れメニューを実現出来たらなと思っています。ドワンゴが手掛けているイベントは、「ユーザーが作っている、ユーザーが主役になれる、ユーザーが憧れる場所」です。ユーザーが主体となって作る、そしてイベントを観に来たお客さんに心から楽しいと思ってもらえるものを作っていきたいです。

インタビュー風景その2

今、目の前にある事に、真剣に

学生から社会人になる時、やりたいことや夢をたくさん持っている人もいるだろうと思います。でも、自分のやりたいことだけを考えてしまったり、その先を考えないとビジネスにならないこともあります。そして当たり前ですが、「ニコニコが好きだけど、社員になるのだ」という気持ちはとても大切です。その自覚があれば大歓迎ですし、ユーザーと運営、双方の気持ちが分かる人は貴重な存在だと思います。

好きなことを仕事に出来るのは理想ですが、希望と違う仕事をする可能性もありますし、想像していたものと違う可能性もあります。ですが、そうなった時こそ頑張って欲しいです。たとえ自分の理想と違っていても、自分の将来の為に、目の前の事に食らい付いて欲しいですね。

インタビュー風景その3