研究開発-土井 啓成

研究開発 土井 啓成 Doi Hironori

2013年新卒

千葉大学 工学部 情報画像工学科 卒業

奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科(博士後期課程) 修了

研究テーマ:発声障碍者支援/声質変換

大学院での研究は、大きく2つの研究をしており、一つ目は、発声障碍者支援で、発声障碍者の音声(食道発声等)を健常者の音声へ変換する研究をしていました。 二つ目は、歌声声質変換で、歌声を別人の歌声へと変換する研究をしていました。 学生時代は、研究以外にも、軽音サークル・麻雀・読書(漫画)・ポケモンなど、どちらかと言えば多趣味に活動していました。

ドワンゴを志望したのは、端的に言えば、おもしろそうなことができそうだったから。 私は、修士課程(博士前期課程)の際も、就職活動を行っており、ドワンゴの企画職で内定をもらっていました。 その時は、研究をもうしばらく続けたいという思いが勝り、博士後期課程に進むことにしたが、結論を出すまで1か月近く内定承諾の返答を待ってもらい、内定を辞退した際の対応も丁寧であり、印象が良かったのを覚えています。 その後、博士後期課程修了が近づき、就職先をどうしようか考えていたころ、ニコファーレの存在を知り興味をもち、今度はエンジニア職で受けることにしました。 一度内定辞退したところを受けるのは、自分でもおもしろいなと思いましたが、自分の音声研究がライブイベント等でも生かせるのではないかと志望しました。

イベントで使われる演出機材・映像システムを開発する仕事

現在は、「先端演出技術開発セクション」という部署で、イベントで使用するシステムを開発・運用をしています。 携わったイベントを箇条書きにすると・・・

  • 将棋電王トーナメント(2013年~)対戦組み合わせシステムの開発・運用
  • 第一期電王戦(2016年)将棋ロボット「電王手さん」連携システムの改良・運用
  • ニコニコ超会議「ニコニ立体写真館」(2014年~)システムの開発・運用
  • ニコニコ超会議・町会議「弱虫ペダルブース」(2015年)走行距離の集計・表示
  • ニコニコ本社 コメントを配信主の背中に映すプロジェクションマッピング(2014年~)


システムのバグや操作ミスで、イベントに支障を出すわけにはいかないので、システム開発の段階で起こりうるトラブルを想定し、対策を用意しておくように工夫しています。 特に、システムのUIに関しては,極力操作ミスが起こらないような作りにするなど工夫しています。

インタビュー風景その1

新しい技術や面白い技術を、世間に広める仕事

ドワンゴが行うイベントでは、新しい技術への挑戦や、新しい表現方法の研究をしています。 論文を読んだり、研究会に行ったりして、最新の研究の把握に努め、仕事に活かせないか考えています。 私は社外の活動で、音楽情報科学研究会(http://www.sigmus.jp/)の運営員(2016年度)をやっています。 最新の学術研究を、次のイベント演出の仕事で活かせないかなど、考えることもあります。 世の中には面白い技術がたくさんあるので、ドワンゴでの仕事を通して、新しい技術や面白い技術を、世間に知ってもらう手伝いができればと考えています。

インタビュー風景その2

就職活動は、自分の進路に向き合うきっかけ

今、進学と就職で悩んでいる人は、とりあえず企業の就職試験を受けてみたらいいと思います。 面接は、企業が受験者を見定める場であるとともに、受験者が企業を知る機会でもあると思います。 就職活動を通して,ドワンゴを知り、その上で考えればいいと思います。就職活動中は、自分のやりたいことが、『進学』の先にあるのか、『就職』の先にあるのか、 じっくり考える最後の機会だと思います。企業ごとに面接の傾向や社風が異なるので、時間が許す限り、興味のある企業を受けるのをおすすめします。 前述のとおり、私は、1度内定辞退をして、2年後に再度また受けているし、近年ドワンゴを退職した後、出戻る人たちもたくさんいます。 ドワンゴは、選考を受けるその時どきで、公平に選考を行う会社だと思います。選考を受けた上で、ドワンゴに行きたいと思ったら、相性がいいってことだと思いますよ。

インタビュー風景その3