デザイナー-垣見陽介

デザイナー 垣見 陽介 Kakimi Yosuke

2003年中途

情報学部

学生時代は、大学の情報学部とは別に、ダブルスクールで3DCGを学んだり、独学でドット絵を学んだりとクリエイティブ活動に没頭していました。当時は、デジタルでのクリエイティブは、まだ普及し始めたばかり頃で、将来的な可能性の広がりを感じていました。

当時のドワンゴは、着メロやゲームアプリなどのフィーチャーフォン向けのコンテンツ配信サービスが主力で、新卒採用もしていませんでした。常にサービスやコンテンツの幅を広げてゆくドワンゴだからこそ、多様なクリエイティブ活動に挑戦できそうな気がして、大学卒業を期に、経験者採用のグラフィッカーにエントリーし、無事入社することになりました。 入社後に担当したのは、あるゲームの背景画像の制作でした。何も制約がなく、自由に描いていた趣味のグラフィックとは違い、ガラケーのディスプレイ向けの背景画像制作は、容赦ない色数制限や容量制限があり、仕事の厳しさを感じました。それと同時に、プロのデザイナーとして、専門知識やアイデアを持って困難に立ち向かう先輩達へ憧れを抱いたことを今でもよく覚えています。

幕の内弁当のような環境

入社してからしばらくは、複数のゲームタイトルで、グラフィックや3D制作を担当しました。その後も、Flashゲームや、着せ替えアプリコンテンツ、アーティストやアイドルのポートレート撮影など、クリエイティブの一環として楽しそうと感じたものは何でも引き受けてきました。ドワンゴという職場は、ものづくりが好きな自分にとっては、手を挙げれば幅広い仕事を経験することができる、いわばいろんな味が楽しめる”幕の内弁当”のような環境だと思っています。

最近は、日本相撲協会公式のスマホアプリ「大相撲」のUIデザインとグラフィック制作をメインで担当しています。 開発時は、スマホアプリでポピュラーだったフラットデザイン(シンプルで見やすく凹凸の少ないデザイン)を採用するかを検討しましたが、流行りのデザインを用いるよりも、大相撲の世界観を大切にしたいと考えました。番付に使われる和風フォントを採用したり、水引幕や電光掲示板など、あえてリッチデザインで表現し、伝統的な国技にふさわしいデザインに仕上げました。開発では、ディレクターやエンジニアと議論を重ね、大相撲ファンがスマホを通じて相撲をより身近に感じられる機能検討などにも参加しました。リリース後、ユーザーをはじめ、多くの力士の方々からも良い反響があり、このプロジェクトに携われたこと大変嬉しく感じています。

インタビュー風景その1

遊びゴコロを大切に

担当したプロジェクトでは企画意図を汲み取り、その意図範囲の中で、見る人の印象に残るデザインになることを大切にしています。どんなプロジェクトにも、感じて欲しい世界感があり、それをどう表現するかがデザイナーの腕の見せ所だと感じています。またそれをチームメンバーと相談して、いかにして遊びゴコロを反映させようか?と画策している時がデザインをしていて一番ワクワクする時ですね。そうやって楽しんで作った細かいニュアンスはユーザーも感じとって、反応してくれる事が多いですし、このユーザーの反応こそが自分にとっての仕事を長く楽しむ原動力になっていると感じています。忙しいプロジェクトだとついこの遊びゴコロを忘れてしまいがちになるので、常に意識するよう心がけています。

インタビュー風景その2

多種多様な案件から自分の強みを模索

ドワンゴでは、niconicoやリアルイベント事業だけでなく、教育事業や人工知能研究などにも力を入れており、今後ますますデザイナーとしての活躍の場も広がっていきます。自分次第で多種多様な案件に携わりながら独自の強みを模索できる恵まれた環境だと思います。もちろん慣れない事へのチャレンジや困難も常にありますが、リリース時の達成感やユーザーの反応などを糧に前向きにトライできるので、世の中に何かを生み出していきたい!という学生の皆さん、ぜひドワンゴの門をたたいてください!お待ちしてます!

インタビュー風景その3