株式会社ドワンゴ

企画

平田 まり

HIRATA MARI

企画・ディレクター[2011年中途入社]

大学院の社会学研究科でグローバリゼーションについて研究したのち、2011年にドワンゴへ入社。言論・政治・報道系の公式生放送番組の企画制作に携わったのち、『ニコニコドキュメンタリー』におけるドキュメンタリー特集の企画、制作、プロモーション、映像作品の買付けや渉外などをトータルで担当。

政治や社会問題など、ちょっと硬派で社会派な番組の企画制作

大学院時代の友人からの紹介でドワンゴに応募したのですが、入社を決めた理由は大きく3点あります。まず、アニメやゲームから科学や政治に至るまで、多様で幅広いコンテンツが混沌と存在しているniconicoは、セレンディピティが生まれやすい設計になっていて、非常に面白いサービスだと思っていたから。2つ目は、ユーザーコメントが生放送番組の大きな構成要素になっていて、ユーザーと一緒に番組を作っている感じがして、新たな情報発信の可能性を感じたから。3点目に、ドワンゴで働いている人たちがユニークで、それぞれの個性を活かしながら自由に仕事をしている雰囲気がとても魅力的だったからです。こういった理由からドワンゴに入社することに決めました。

入社後はまず、言論・政治・報道系の公式生放送番組の企画制作に携わりました。これは公式ニコ生ではちょっと硬派で社会派な番組なので、政治や社会問題などの複雑で難しい問題をどうやって分かりやすく解説できるか、遠く感じてしまうテーマをどうしたら身近に感じてもらえるかということが最大の悩みでした。その一方で、時間の枠が制限されているテレビとは違って、時間にとらわれずに一つのことをとことん掘り下げることができるのも、ネットならではの強みだと思ったので、わかりやすさとのバランスを考えつつ、学者や専門家の話をじっくり聞けるような番組づくりをしていました。

『ニコニコドキュメンタリー』だからこそできること

現在は『ニコニコドキュメンタリー』という企画で、ドキュメンタリー特集の企画、制作、プロモーション、映像作品の買付けや交渉などをトータルで担当しています。この企画は、テレビでは放送できない問題作や、日本でなかなか観ることのできない世界のドキュメンタリーを配信したり、政治や社会についての問題提起をすることで、議論のきっかけをつくることを目指しています。一石を投じることで波紋が広がって議論が盛り上がれば、皆が考えを深める機会にもなると思いますし、もしかしたらそれが契機となって問題解決につながっていくかもしれない。少しでも社会に良いインパクトを与えられたらという気概で企画をしています。

担当することになったきっかけは、『BBC Worldwide』とのオリジナルドキュメンタリーの企画でした。この制作にあたって、英語が話せる担当者が必要だということで、私自身が英語圏で生活していたこともあり、 『ニコニコドキュメンタリー』の立上げから携わることになりました。

「複雑な問題をいかに見せるか」

ドキュメンタリー特集をトータルで担当するにあたり心がけていることは、まず問題を多面的・多角的に捉えられるような見せ方をすることです。問題をただ単純化するのではなく、複数の視点を提供したり、多様な意見を扱うような番組をつくったりすることで、問題の複雑性も含めて見せていくことを心がけています。

そしてその一方で、「そもそもこれはどうして問題になっているんだろう?」とか、「それはいったいどんなものなんだろう?」といった純粋な疑問や基本に立ち返ることが真の理解につながっていくと考えて企画をしています。あらゆる情報が溢れ、ものすごいスピードでコンテンツが消費されていく昨今は、どんなに面白いドキュメンタリーを配信しても、あまり見てもらえないことがあります。テーマや見せ方、問題の切り口などをいかにエッジを立たせながら、ニコニコならではの企画を提供できるかを試行錯誤している毎日です。

働き始めて数年が経った中でのドワンゴの好きなポイントは、社内に個性的な人が多く、それが自然に受け入れられる風土があることです。これだけ多様性があふれている会社は珍しいのではないかと思いますし、上下関係も比較的フラットで言いたいことを言える自由闊達な雰囲気があるので、居心地の良い会社だと思います。

担当サービス・プロジェクト例

ニコニコドキュメンタリー

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