株式会社ドワンゴ

企画

川端 秀寿

KAWABATA HIDETOSHI

営業・マーケティング担当[2011年中途入社]

2011年にドワンゴへ中途入社。EC事業の立上げを担当したのち、現在はコンテンツ配信プラットフォーム『ニコニコチャンネル』の営業責任者として、月額会員数を増やす事に加え、月額会員収入以外の収益モデルを構築する事、『ニコニコチャンネル』の資産を再活用した新規事業の開発に携わっている。

入社直後のEC事業立上げ

入社後すぐに取り組んだことは、『ニコニコショッピング』というテレビショッピングのニコニコ生放送版のようなEC事業の立上げです。当サービスでは生放送で商品を紹介すると、ユーザーの方々の自由なコメントが画面上に流れます。珍しい商品等を紹介するととても盛り上がるのですが、他の販売店でも取り扱っている商品を紹介する際に最安値でなかった場合には、「他より500円高いな」などのコメントが寄せられることがありました。ユーザー側からすると当たり前の行動なのですが、販売する側からすると常に価格比較がなされ、思うように売上が上がらない日々が続きました。

解決プランを検討した結果、生放送形式をやめ、コンセプトを「クリエイターのアイディアの商品化」に変更しました。当時はまだクラウドファンディングが日本に定着する前で、商品のアイディアはあっても世の中にリリースすることができていないクリエイターが大勢いました。そこで、niconico等で活動するクリエイターに作品の商品化のお声掛けをしたり、得意としていたWebプロモーションで盛り上げる代わりに独占販売権を獲得していきました。クリエイターのストーリーをユーザーの方々へ共有することで生まれる共感が購買意欲へ繋がった結果、100万個以上販売したヒット商品も生まれました。結果的には開始から半年で億単位の売上規模になり、「クリエイターのアイディアの商品化」マーケットを作れることがわかりました。

自身が惚れ込んだサービスを広める仕事

現在は、『ニコニコチャンネル』の営業責任者を担当しています。これは企業やクリエイターが「チャンネル」と呼ばれる自前の放送局を持ち、動画配信や生放送でファンとコミュニケーションできるコンテンツ配信プラットフォームです。営業部門は十数名で構成されており、『ニコニコチャンネル』の合計月額会員数を増やすことに加え、月額会員収入以外の収益モデルを構築すること、『ニコニコチャンネル』の資産を再活用した新規事業を開発することがミッションです。

携わるきっかけは、2012年に当サービスのリニューアルがあり、アニメや映画を中心としたコンテンツ単位での都度課金モデルから、著名人やクリエイターのチャンネル単位での月額課金モデルへ事業ドメインを変更する動きがあったことによります。新たな事業開発に挑戦したいという想いに加え、当時はクリエイターがファンから金銭的な支援を直接受けられるサービスがメールマガジンぐらいしかない中で、コミュニケーションを中心とした月額課金のプラットフォームを世の中に広めようとしているサービス開発メンバーの先見の明に心を打たれたことから、チームへの参画に手を挙げました。その後、開発メンバーに対して自分の得意とするビジネス領域の営業戦略や成長計画を提示し、自らが惚れた「ニコニコ月額チャンネル」のサービスを、コンテンツビジネスに関わる企業やクリエイターに広め、最適に活用していただくためのコンサルティング組織を作りました。チームメンバーの努力が実り、結果的に1000を超えるチャンネルがアクティブにコンテンツを配信してくれています。

職責の範囲を超えて仕事を創る

営業責任者ではありますが、事業開発において今後も職責の範囲を超えて仕事を創り続けていきたいと考えています。その一例として現在、サービスプロデューサーとして「なりきり質問応答」でキャラクター対話AIの可能性に挑戦しています。これはNTTメディアインテリジェンス研究所との共同研究で、ユーザーがアニメのキャラクターに「なりきって」様々な質問に応答することで、そのキャラクターの「言いそうなこと」をデータ収集するサービスです。該当のキャラクターが登場するアニメの月額チャンネルのユーザー限定でサービス提供することにより、「お金を払っているファンたち」だけによる良質な対話データの収集が実現しています。AIエージェントサービスが社会に実装されていく中で、特に日本ではキャラクター性が求められる土壌があると思っています。この「なりきり質問応答」サービスでは、ユーザーの方々と一緒に育てたキャラクター対話AIを社会に提供していくことを目指しています。

入社してから様々な案件に携わってきましたが、個人として根底にある想いは事業開発を成功させることです。これまで「1→10」にする事業開発を多く経験ができたので、これからは「0→1」を生み出すことに挑戦し続けたいと思っています。また組織としては、ビジネスモデルを創造する「攻め」もビジネスモデルを盤石にする「守り」も楽しめる環境作りをしていきたいと思っています。

担当サービス・プロジェクト例

ニコニコチャンネル

なりきり質問応答

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