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PRESS RELEASE

庵野秀明氏&川上量生のN高特別授業開催レポート

「好きなことを仕事にするために高校時代にやっておくべき10のこと」
~ 10月5日、N高沖縄プレミアムスクーリングにて実施 ~

カドカワ株式会社
2017年10月6日
   

 カドカワ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上量生)が開校した学校法人角川ドワンゴ学園 「N高等学校」(以下、N高)は、10月5日(木)10時10分より、沖縄プレミアムスクーリング4日目の「総合的な学習の時間」において、映像作家・庵野秀明氏とN高理事・川上量生による特別授業「好きなことを仕事にするために高校時代にやっておくべき10のこと」を実施しました。

 両氏の高校時代のエピソードや業界最前線を走る立場から高校生へのアドバイス、生徒からの質疑応答など、生徒が将来のキャリアを考えるきっかけになる授業を行いました。なお、庵野氏、川上がN高の生徒に授業を行うのは今回が初めてとなります。

映像作家・庵野秀明氏とN高理事・川上量生による特別授業 概要

●日 時
:2017年10月5日(木)10:10~11:00
●会 場
:N高等学校 沖縄伊計本校(沖縄・うるま市)
●講 師
:庵野秀明氏(株式会社カラー代表取締役社長)
川上量生 (学校法人角川ドワンゴ学園理事)
●題 名
:「好きなことを仕事にするために高校時代にやっておくべき10のこと」

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆ <N高公式サイト:https://nnn.ed.jp/
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は4026名(2017年7月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。

庵野秀明氏と川上量生による特別授業 開催レポート

庵野秀明氏とカドカワ会長・川上量生がN高プレミアムスクーリングで特別授業。
中高時代にやっておくべきことは「片思い」と「英語」と熱弁。

2017年10月5日、N高等学校は沖縄伊計本校でのプレミアムスクーリンクの「総合的な学習の時間」にて、映像作家・庵野秀明氏とN高理事・川上量生による特別授業を実施し、その模様をニコニコ生放送でも中継しました。

特別授業は「好きなことを仕事にするために高校時代にやっておくべき 10 のこと」と題し、『エヴァンゲリオン』シリーズや『シン・ゴジラ』などで著名な映像作家・庵野秀明氏を迎えての対談形式で行いました。

N高生を前にした庵野氏と川上はまず、「どんな中高生だったのか」についてトーク。庵野氏は「中学のときは優等生だったが、宇宙戦艦ヤマトにハマってからはカセットテープでずっとヤマトの音を録音して聞いていた。当時は覚えていても役に立たないと思っていたが、今になってみると役立っている」と中学当時を回想。さらに高校時代は進学校に入学するも、漫画やアニメに夢中になって問題児扱いだったという過去を明かし、「ヤマト、アニメ、漫画、麻雀ばかりの高校生活だった」と話しました。

一方、公立中学に通っていたという川上は「しょっちゅうガラスが割られるような学校だった」と振り返り、クラスでのトラブルを先生に相談するも喧嘩両成敗として片付けられた経験から、「子どもは、大人や先生のことを賢いと思うし、自分の知らない答えをもらえると期待する。ただ、今思うと大人だから賢いとうわけではない」と話しました。

また、「中高時代に何をやっておくべきか」という点について川上は、「好きなことをやる方が忍耐力がつく」と持論を展開。「世の中のたいていのことは努力できるかどうかで決まる。高校時代に好きなことを本気で続けた人は努力の限界値が普通の人より増える」と述べ、これに庵野氏も同意しました。

さらに川上はコミュニケーション能力の大切さを強調し、「人間は基本的に自己中で、人の気持ちがわかるのは重要なスキル。恋愛、特に成就しない片思いを若いうちにするのがいい。相手の立場に立って想いやれる」と中高時代の片思いの経験が重要であると熱弁しました。

これに庵野氏は「コミュニケーションってそういうこと」とうなずき、「大人になって結婚を機に車を運転するようになった」と述べ、「曲がるにはウインカーを出すし、ルールを守らない車もいる。コミュニケーション能力がないと車には乗れない」と自らの経験をもとにコミュニケーション論を展開しました。

それに加えて川上が重要視するのは「英語力」とのことで、単に喋れるというだけでなく「他のスキルにプラスアルファで英語が喋れるのが強い」とアドバイス。英語の重要性については庵野氏も強く同意するところで、「英語の勉強はしておけばよかった。英語だけはやったほうがいいと思う」と生徒たちに語りかけていました。

最後に質疑応答のコーナーでは、会場の生徒たちから質問が殺到。「これからの社会は学歴を優先しなくなっていく?」という質問には、川上が「業界にもよるが、すでにIT業界では学歴を気にする人はいない。同じ大学ということでシンパシーや派閥は生まれるかもしれないが、学歴を根拠に能力を判断することは減っている」と回答しました。

さらに、「プラスアルファで英語ができるといいのはわかったが、基礎となる部分は何を選べばいいのか」という質問に対して、川上は「競争する人が少なくて世の中に求められていて、さらに自分が得意なことなら何でもいい。好きと得意とは違うので、好きじゃなくても得意なことから選ぶべき。そうするとうまくいく可能性が高い」とアドバイスを送りました。

庵野氏と川上による対談にニコニコ生放送視聴者からは、「参考になりました」「いい話だった」「もっと聞きたかった」といったコメントが書き込まれていました。