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PRESS RELEASE

「N高等学校ネット入学式」開催レポート
“世界でいちばん貧しい大統領”
ホセ・ムヒカ前大統領が3Dホログラムで登壇

~ 新入生一同HoloLensを装着した世界初の式典に ~

カドカワ株式会社
2017年4月7日
   

 カドカワ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上量生)が開校した学校法人角川ドワンゴ学園 「N高等学校」(以下、N高)は、4月5日(水)14時より、設立2期目となる「平成29年度 N高等学校ネット入学式」を沖縄伊計本校およびニコファーレ(東京・六本木)にて開催しました。N高は2,002名の新入生を迎え、全生徒数は3,782名となりました。

 今回、最先端のMR(複合現実)技術によるホログラムを導入した入学式として、ニコファーレの会場に参列した67名の生徒はMRヘッドマウントディスプレイ(Microsoft HoloLens*)を装着し、遠隔地の沖縄伊計本校の様子や、特別来賓としてホログラムでサプライズ登場したホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領のスピーチなどをリアルに体感しました。MR端末を多人数が装着して同じホログラムを同時視聴したのは、世界初の試みです。

「平成29年度 N高等学校ネット入学式」概要

●日 時
:2017年4月5日(水)14:00開会
●会 場
:ニコファーレ(東京・六本木)、沖縄伊計本校(沖縄・うるま市)
●登壇者:
【ニコファーレ】
理事:佐藤辰男理事長、角川歴彦理事、川上量生理事、志倉千代丸理事
生徒:67名
【沖縄伊計本校】
教職員:奥平博一校長
来賓:榮野川盛治 うるま市副市長、玉城正則 伊計島自治会長、
特別来賓:ホセ・ムヒカ前ウルグアイ第40代大統領

●式次第:
一、開会宣言
一、新入生入場
一、新入生紹介
一、校長式辞
一、理事長・理事祝辞
一、校舎紹介
一、来賓祝辞
一、新入生宣誓
一、年間行事紹介
一、N高等学校校歌
一、閉会宣言
一、新入生退場

*Microsoft HoloLensとは…Microsoft社が発売したMR(Mixed Reality:複合現実)端末で、CPUやOSを内蔵し、Windows 10を搭載した世界初の自己完結型ホログラフィックコンピュータ。実際の世界の一部としてデジタルコンテンツを視覚化して鑑賞・操作することが可能。今回の入学式は、株式会社ドワンゴが独自に開発した、多人数が同時に同じホログラムを視聴できるシステムを活用して実施されます。

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
2016年4月に開校したネットの高校。今のネット社会に対応した新しい高校として、授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受け、質問をすることができます。また、プログラミングやライトノベル、ファッション、ゲーム、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を早期に身につけることができます。<N高公式サイト:https://nnn.ed.jp/

平成29年度N高等学校ネット入学式開催レポート

2017年4月5日、平成29年度N高等学校ネット入学式を沖縄伊計本校とニコファーレで開催し、その模様をニコニコ生放送で中継しました。

入学式には、N高第2期生となる2002名の生徒のうち、多数の申込みから抽選で選ばれた67名が出席。出席者にはホログラム映像を見ることのできるマイクロソフト社のMRヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens」が配布され、新入生全員がHoloLensを装着して執り行う世界初のイベントとなりました。HoloLensとは自分がいる場所とバーチャルな空間を融合させ、映し出された立体的なホログラム映像を見ることのできる最新技術。N高ではこうした技術を授業にも取り入れていくことも発表しました。

また、“世界でいちばん貧しい大統領”として知られるホセ・ムヒカ前ウルグアイ第40代大統領が特別来賓としてホログラム映像で登壇し、新入生に祝辞を送りました。

■校長が沖縄伊計島の本校からホログラムで出演

入学式は、六本木のニコファーレと沖縄伊計島のN高等学校本校をインターネット中継でつないで実施されました。ニコファーレには新入生と理事が出席し、校長や教員は沖縄伊計本校からホログラムで参加。その模様を放送したニコニコ生放送では、遠隔地からも多くのN高新入生がネットを通して参加しました。

まず登壇したのは、N高の奥平博一校長。ホログラムで壇上に姿を見せた奥平校長は、「高校時代の貴重な時間を使って、変化、成長、挑戦を試みてほしいと願います。少しでも変わるという思いを持ち、自分の居場所があると信じ、家族や友人を大切にする。そんな気持ちを持ってN高で過ごしてほしいと思います」と挨拶しました。

続いてはニコファーレから、佐藤辰男理事長が登壇。「ネット時代の理想の高校を作りたいと発表したとき、皆さんのような世代の人たちや親御さんからも反響がありました。N高がかけがえのない場所になり、未来を見つけていただきたいと思います」と祝辞を述べました。

次に登壇した角川歴彦理事は、新入生に向けて「けものフレンズ知ってる?幼女戦記はどうだい?」と緊張を和らげるかのように問いかけ、「N高のパートナーにはKADOKAWAとドワンゴがいます。アニメやライトノベル、実写映画などいろいろなコンテンツを作っています。(N高は)クリエイティブなことができる面白い学校だと思います」とN高をアピールしました。

続いて登壇した川上量生理事は、「N高は歴史がまだあまりない学校ですが、その分最新の教育を取り入れることができました。伝統はありませんが、みなさんがこれから行ったことが後輩に受け継がれて伝統となっていきます」と述べ、「N高では皆さんの人生を変えるような体験を用意しました。3年間で少しでも多くのものを経験して、大いに学校生活を楽しんでください」とエールを贈りました。


【沖縄伊計本校の奥平校長がホログラムでニコファーレに登壇】


【左から、佐藤理事長、角川理事、川上理事】

■ホセ・ムヒカ 前ウルグアイ第40代大統領が新入生にエール

ここで再びHoloLensによるホログラムを用いた祝辞へ。沖縄伊計本校に迎えた来賓のうるま市副市長・榮野川氏と伊計島自治会長・玉城氏に続いてニコファーレの檀上に出現したのは、“世界でいちばん貧しい大統領”として知られるホセ・ムヒカ前ウルグアイ第40代大統領。ホログラムによるサプライズでの登場に、会場もニコニコ生放送でも大きなどよめきがありました。

ムヒカ氏は会場の新入生に向けて、「人間は社会を必要とし、他者なしでは生きられないということを忘れないでください」と語り、「毎日を精一杯生きてください。痛みや試練を伴ってもなお、人生の美しさは褪せません」と述べられました。

さらに、「大切なのは学び方を学ぶこと。一生のうちに学べることは限られています」と学ぶことの重要性を強調し、「皆さん、勉学に励み、その知識を人類のために役立ててください」と力強くも心温まるメッセージを贈りました。

その後、新入生代表の橋本さんによる宣誓が行われました。橋本さんは「今の夢」として、「人の心をワクワクさせられる物語を作る過程に携わりたい」と述べ、「この夢を目標にするためにN高に入学しました」と決意を表明。「こんなすごい人がN高を卒業しているんだと言ってもらえるような人になれるよう3年間を過ごしていきたいと思います」と宣誓しました。

入学式の最後には、昨年度の入学生である1期生のうち18名が登場。N高校歌『代数Nの方程式』を合唱し、新入生を歓迎しました。


【ホセ・ムヒカ氏のホログラムによるサプライズ登場】


【新入生代表の宣誓】


【第1期生による校歌斉唱】


【第2期生の集合写真】