プレスリリース

PRESS RELEASE

将棋タイトル戦「第5期叡王戦」七番勝負第9局 結果
豊島将之 新「叡王」誕生
合計手数1418手の歴史的死闘が閉幕

株式会社ドワンゴ
公益社団法人 日本将棋連盟
2020年09月22日
   

 株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:夏野剛)および公益社団法人 日本将棋連盟(東京都渋谷区、会長:佐藤康光)は、両社が主催する「第5期叡王戦」七番勝負の第9局を、9月21日(月・祝)、東京・将棋会館(東京都渋谷区)で開催しました。その結果、激しい攻防の末、先手の豊島将之竜王が永瀬拓矢叡王を111手で破り、勝利し、自身初となるタイトル「叡王」を獲得しました。

第5期叡王戦七番勝負 第9局 結果

 タイトル戦昇格から3回目の開催となる「叡王戦」。今期は、新型コロナウイルスの影響で当初より約2ヵ月遅れの開幕となり、対局者および関係者は感染予防対策の一環としてマスク着用・アルコール除菌・検温を徹底し、新たな試みとして解説や聞き手がリモートで出演するバーチャル大盤解説会を実施。会場は、伊豆今井浜温泉 今井荘(静岡県)、城崎温泉 西村屋本館(兵庫県)、亀岳林 万松寺(愛知県)、元湯陣屋(神奈川県)など、将棋に縁が深い旅館や歴史的名所が名を連ね、それぞれで熱戦が繰り広げられました。
 両者は序盤から一歩も譲らない接戦状態となり、開幕局は千日手・指し直し、そして第2局と第3局では2局連続で持将棋が成立し、第9局までもつれ込む異例の長期戦へと発展しました。最終的に合計手数は1418手に上り、豊島将之竜王が4勝3敗2持将棋で勝ち越しを決め、タイトル奪取に成功しました。

■日時     :2020年9月21日(月・祝)10:00~
■対局場所   :東京・将棋会館(東京都渋谷区千駄ヶ谷2-39-9)
■対局結果   :【後手】永瀬拓矢叡王 vs 【先手】豊島将之竜王⇒111手で豊島将之竜王の勝ち
■対局ルール  :持ち時間6時間 (チェスクロック方式/消費後は秒読み1分)
■ニコニコ生放送: https://live.nicovideo.jp/watch/lv327290479  
■出演者    :三浦弘行九段(解説)、本田小百合女流三段(聞き手)、木村一基九段(立会人)
<リモート解説> 出演者:斎藤慎太郎八段(解説)、山口恵梨子女流二段(聞き手)

【終局後の両対局者のコメント】
<豊島将之新竜王>
「(今回の七番勝負で)持将棋と千日手は少し予想していたところはありますが、まさかこのような展開になるとは思いませんでした。最初の数局はかなり不本意な展開になってしまいましたが、最後の2局は自分らしく指せたと思います。名人戦は内容がよくなく、失冠してしまったので、今年度はあまりいい結果が出ていなかったのですが、一ついい結果が出せてよかったです。」

<永瀬拓矢前叡王>
「先後でかなり勝率の差が出てしまったので、今後はこの差をなんとか埋めないといけないのかなと思いました。タイトル戦の回数がまだ少ないので、タイトル戦の対局数を増やすことができたのはとてもよい経験になりました。」

■関連サイト 
・第5期叡王戦 公式サイト: http://www.eiou.jp/

 【本件に関する報道関係のお問合せ先】
 株式会社ドワンゴ 広報部 E-mail:dwango-pr@dwango.co.jp