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東京・大阪で来春開校「N高通学コース」詳細発表~今年4月から半年間の活動実績も公開~

カドカワ株式会社

カドカワ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上量生)が2016年4月に開校した学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)は、2017年4月より東京・大阪で開校するN高の通学コースについて、下記の通り発表しました。また、今年4月の開校から10月までの学習および活動実績を公開しました。

ネット授業とリアル教育のハイブリッドで、幅広い学びの場を提供

N高では、高校卒業資格取得のための授業やレポート提出から各種専門分野の学習まで、ネットだけで完結できるシステムを提供していますが、「学校に通って勉強したい」というニーズに応えるとともに、まだやりたいことが明確でない生徒に将来へつながる幅広い学びを提供することを目的に、東京・代々木と大阪・心斎橋に2校のキャンパスを新設します。キャンパスには、生徒40~50人に対し3人の担任・担任助手を配置します。
本通学コースでは、一般的な集団授業は行わず、生徒は従来通り各自ネットで映像授業を受けます。これにより、担任は一人ひとりの生徒と向き合う時間を多く持つことができるため、生徒の習熟度にあわせた個別指導や面談、コーチング(※)など、生徒との対話を重視した指導に専念し、主体的に学習できるようサポートします。
また、高校卒業資格取得のための授業をネットで行うことで、生徒は自由な時間を増やせるため、空いた時間に受けることができる通学コースならではのリアルコミュニケーションを生かしたカリキュラムを提供します。特別授業「スペシャルN」では、各業界で活躍している有識者を講師として迎え、毎月設定されたテーマでグループワークを実施。外国語授業では、バイリンガル講師による英語・中国語の実践的な会話授業を行います。このほか、双方向学習アプリ『N予備校』で提供している大学受験講座やプログラミングなどのネット課外授業のフォローや、複数の生徒で本を輪読して思考力や読書習慣を身につける「サークル・リーディング」などを実施します。
なお、通学日数は、生徒のペースや目的に合わせて、週5日・3日・1日(土曜日のみ)から選択することができます。

※担任は原田隆史氏が考案した「原田メソッド」(http://harada-educate.jp/method)の研修を受け、
コーチングを行います。

<N高等学校通学コース 概要>
■開校時期:2017年4月予定
■所在地 :東京・代々木、大阪・心斎橋
■定 員 :各キャンパス200名

■年間費用:

週5日コース…835,700円/週3日コース…619,700円/週1日コース(土曜日のみ)…403,700円
※入学金などの諸経費が別途かかります。

■入学資格:中学卒業(見込)の方、または高校在籍経験者、高校転学希望者
■WEBサイト:http://nnn.ed.jp/commute_course/index.html

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東京・代々木キャンパス

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大阪・心斎橋キャンパス

<通学コースのカリキュラム>

[必修] Basic program

●高校卒業資格取得

生徒は各自、自分のペースで、高校卒業資格取得に必要なネット映像授業を受けて勉強します。

[選択] Advanced program

●ネット課外授業『N予備校』:大学受験講座、プログラミングほか

各業界のプロフェッショナル講師陣による大学受験講座、プログラミング、文芸小説、ゲーム、アニメ、ファッションなど、多種多様なカリキュラムをネットで学ぶことができる双方向学習アプリ『N予備校』の授業をキャンパスの教師がサポートします。
例えば、大学受験講座では、志望校合格に向けた学習計画を教師が一緒に作成し、学習中のフォローも行います。

●外国語(英語・中国語)

バイリンガル講師が行う少人数制の会話授業で、実践的な英語・中国語を学びます。話すだけではなく、読む・書く・聞くも含めた
4技能に対応し、初心者レベルから、中国語検定3級、TOEFL iBT70点、英検2級取得を目指します。

●特別授業 スペシャルN

毎月、各業界で活躍している方々を特別講師として迎え、その月に設定されたテーマでグループワークを行います。
チームの仲間と共に情報収集、問題設定、議論を行い、最終的にはプレゼンテーションを行う参加型の授業です。

<特別講師の例>※敬称略・順不同
・中室牧子
(教育経済学者、コロンビア大学で博士号取得、慶應義塾大学総合政策学部准教授、「『学力』の経済学」著者)
・夏野剛(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授)
・堀江貴文(実業家、ライブドア元代表取締役社長 SNS創業者兼従業員、755ファウンダー)
・田原総一郎(ジャーナリスト、早稲田大学特命教授「大隈塾」塾頭、98年 城戸又一賞受賞)
・まつもとゆきひろ(一般財団法人Rubyアソシエーション理事長、㈱ネットワーク応用通信研究所フェロー、
プログラミング言語Rubyの生みの親)

●長期実践型学習 プロジェクトN

生徒自身がプロジェクトを考え、1年を通して実際に取り組む超実践型の学習です。生徒は、問題発見から解決策の検討、実行、成果発表を行い、課題解決の流れを体験する中で実践力を身につけます。

●サークル・リーディング

1冊の本を複数名で順番に読み、意見をかわす輪読を行います。他の生徒と一緒に本を読み進める中で、教養や思考力、
実践力、そして読書習慣を身につけます。

今年4月開校から10月までの活動実績と成果

N高では、高校卒業資格取得の学習に加えて、様々な取り組みを行ってきました。沖縄伊計本校でのプレミアムスクーリングや職業体験、ネット遠足、文化祭(ニコニコ超会議)に参加した生徒の満足度はいずれも90%を超え、東大志望者限定の全寮制個別指導塾「N塾」の生徒の学力が飛躍的に向上するなど、この半年間の活動や学習の効果は着実に表れています。また、開校時より生徒数も増加しています(10月現在:2,015名/4月:1,482名)。活動実績の詳細およびデータは、下記よりご確認ください。
https://nnn.ed.jp/about/results_data/results_data_201610.pdf

◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
2016年4月に開校したネットの高校。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という教育理念のもと、今のネット社会に対応した新しい高校として、授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けたり質問をすることができます。また、空いた時間に、プログラミングやライトノベル、ファッション、ゲーム、美容など多種多様な課外授業をネットで受けたり、全国各地で職業体験をすることで、社会で役立つスキルを早期に身につけることができます。<N高公式サイト:https://nnn.ed.jp/

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